４失策などで２桁失点し大敗 - ほっくんのライオンズ応援記

本日のライオンズ戦の結果(鹿児島県立鴨池野球場)の結果

試合開始：13:00　試合終了：16:33　試合時間:3時間33分　観衆：18,150人

ホークス　10―３　ライオンズ● 　

【投手リレー】（カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Ｌ)涌井(5 1/3)〜中崎(2/3)〜岩尾(1)〜岡本洋(1)
(Sh)攝津(7)〜森福(1/3)〜藤岡(2/3)〜金澤(1)

勝利投手：攝津４勝１敗　　敗戦投手：涌井３勝１敗

【本塁打】
(Ｌ)坂田５号ソロ(攝津)
(Sh)長谷川３号２ラン(中崎)

４番に一塁手・上本、９番に二塁手・鬼崎と、スタメンを入れ替えて臨んだ２連戦初戦。スタメンを入れ替えた効果はあまりなかった。

ライオンズが苦手にしている攝津を崩すチャンスは何度かあった。初回はホークスバッテリーと球審のストライクゾーンが合わずにボール先行の投球をしていたのに、先制点を奪えず。５回は下位打線で作った１死２，３塁のチャンスをモノに出来ずに、直後にホークスに勝ち越し点を許した。

今日はヤフオクドームではなく、何かが起こりやすい「地方球場」だったので、攝津相手の連敗を止めるには今日が絶好のチャンスだったのだが…

攝津の良さは、立ち上がりでボール先行の投球になっても、もともと制球力のある投手なので修正できること。今日もライオンズ打線が一巡して、二巡目に入った後に左打者の外へ落ちるシンカーをうまく使い、しかもストライクゾーギリギリの所へ投げて、３回は三者三振＆二者が見逃し三振。

一方のワク(涌井)は初回はいい立ち上がりも、２回以降は全球種が高めに浮き、ホークス打線にしっかり見極められた。それでも２回に細川、５回に内川に適時打を許しただけで、５回まで２失点。だましだましの投球でよくこれだけ少ない失点に収まったと思う。

前回の福岡でも６回に崩れたのだが、今日も同じことが起きた。エラーが２つあったり、相手が盗塁を試みた時の二塁送球をぽろっとやったり、野手がミスを犯したとはいえ、そういうミスが起きるような悪い流れを作ったのは間違いなく投手。投げるボールも悪いけど、投球のテンポもあまりに悪すぎ(投球間隔が長すぎ）。昨年の序盤もそうだったけど、完投なんか出来ない、ごくごく並みのレベルの投手に成り下がってしまったなぁ。

２番手以降は、先日１軍に昇格したトリオ(中崎、岩尾、岡本洋)が登板。大量ビハインドのプレッシャーがかからない場面での投球だったが、また投球を見てみたいと思ったのは７回の１イニングを三者凡退に抑えた岩尾だけかな。そもそもアツシ(岡本篤)、長田、武隈の３人を下げてまで昇格させた意図が分からないのだが。

野手では、坂田が打撃絶好調が続いている。２回の左中間へのソロに始まり、今日は４打数４安打と孤軍奮闘状態だった。こちらは１軍昇格して本塁打が出始めてからずっといい状態が続いている。セリーグ主催の交流戦(DHなし)でも、ライトスタメンで起用されそうだ。「左のおかわり」という愛称のとおり、昨年の交流戦時の本家・おかわり(中村)に少しでも近づいて、成長を示してもらいたい。

７回に代打攻勢をかけたおかげで、７回裏の守備から大崎が二塁の守備についた。ゴロ捕球を見てみたかったのが、その守備機会はなかった。（送球の捕球はあったが）

６回に６失点して以降は試合展開がグダグダな、スタンドはピーカン照りになって暑くなり、しんどかった。そういった中、大量ビハインドの割に応援は緊張感を切らさず出来たと思う。特に最終回は応援団の方に、団員用のエリアに密集したい人はどうぞと声をかけていただき、いわゆる「密集応援」が出来た。

明日は中６日で雄星(菊池)が先発。今シーズンの４勝は全て現地で見させてもらっているので、是非明日は５勝目をお願いしますよ。九州以外の試合はなかなか見に行けないライオンズファンにも、勝利の喜びを味わってもらえるように。