5回に打者13人8得点の猛攻で圧勝!



本日のライオンズ戦の結果(西武ドーム)の結果


vs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦第5回戦 ライオンズ3勝2敗


試合開始:13:00 試合終了:16:32 試合時間:3時間32分 観衆:28,930人


ライオンズ 15―1 イーグルス 


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(E)ダックワース(4 0/3)〜福山(1/3)〜片山(1 2/3)〜上園(2)
(L)菊池(7)〜長田(1)〜サファテ(1)


勝利投手:菊池3勝1敗  敗戦投手:ダックワース1勝3敗


本塁打
(L)秋山5号2ラン(ダックワース)、坂田2号2ラン(上園)


開幕投手を務めた岸が8失点KOされて大敗した翌日。昨日の鬱憤を晴らすかのような打線の爆発が試合中盤以降にみられた。


立ち上がりの雄星(菊池)。先頭のカズオ(松井)にカウント3−1からいきなり四球。先週の札幌同様にストレートが荒れていた。続く銀次がカウント1−1からエンドランがかかったタイミングでライト方向へ高く上がるフライを打ち上げた。フライアウトになった瞬間、1塁走者のカズオは2塁ベース上で棒立ち。1塁へ転送してあっさりダブルプレー成立。ライナーではなかったので、スタートを切っていても帰塁出来たはずなのに。この凡プレーが雄星を助けることになった。


雄星は、回を追うごとにストレートの球速が増し、変化球でもカウントが稼げるようになった。球数がやや多かったことと、大量リードになったことで7回での降板になったが、出来としてはまあまあだったのではないか。


5回に打線爆発で一挙8得点。ヤス(片岡)の代わりに1番に入った金子のレフト前安打と続く2番の秋山のライトへの弾丸ライナーでの2ランHR。この2点だけでも十分だったと思うが、それだけでは終わらず、この回だけでスタメン9名のうち7名がヒットを記録。とにかくよくつながった。13人目の打者としてアウトになったスピリーの打球が左中間を抜けそうだったのだけど、イーグルスのレフト・中島がナイスキャッチ。これが捕られず抜けていたら、1イニング2ケタ得点になっていたはず…。


ルーキーの金子、5番のヘルマン、ヤスの欠場で7番に上がった坂田の3人が3安打猛打賞。キャプテンのクリ(栗山)も猛打賞(2塁打→3塁打→シングル安打)で、5打席目にHRが出ればサイクル安打達成だった。その5打席目、HRを狙っているように見えたが、結局は芯に当たらなかった打球が上に上がらず、センター前へゴロのヒット。まぁ仕方ないか。ここしばらくはDHでの出場が続いているが、試合前の守備練習にも定位置のレフトで行っているし、レフトスタメンで出場するのも時間の問題なのか。そうなると外国人野手の起用法にも影響が…。


19安打で15得点。明日に反動が出ないといいが。


明日の両チームの先発投手は、2週間前の仙台でも同じ組み合わせだった。相手の菊池(保則)は、3年前にプロ初勝利を西武ドームであげていて、2週間前に攻略したとはいえ、油断はできない相手。6カード連続勝ち越しを決めるためにも、チャンスをしっかりモノにして地道に得点を重ねて行ってもらいたい。


ヒーローは2名。まずは2ランを含む3安打猛打賞の坂田選手。





続いて7回1失点で今季3勝目、菊池雄星投手。(今季の3勝は全て現地で見ています。)