序盤に失点を重ね追い上げ及ばず、マリンで連敗



本日のライオンズ戦の結果(QVCマリンフィールド)の結果


vs.千葉ロッテマリーンズ戦第21回戦 ライオンズ9勝10敗2分


試合開始:13:00 試合終了:16:22 試合時間:3時間22分 観衆:27,871人


マリーンズ 5―2 ライオンズ


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)山本(2)〜田中(3 1/3)〜松永(2 2/3)
(M)藤岡(5)〜中郷(2/3)〜内(1/3)〜南昌(1)〜益田(1)〜薮田(1)


勝利投手:藤岡5勝6敗  セーブ:薮田1勝4敗24S  敗戦投手:山本1敗


本塁打 なし


先発の谷間というか、お試し先発の日曜日なので想定はしていましたが、やはり負け。ファイターズがせっかく負けてくれたのに。


先発の山本は、いきなり2連打で1点を失った後は、打球の飛んだコースに助けられて追加点は許さず。しかし2回には自らの牽制悪送球でピンチを広げ、あえなく失点。この回でKO。リリーフで1イニングを抑えに行くのならばまだしも、もう少し緩急がつけられないと厳しいでしょう。制球力が抜群というわけでもないし。ローテを考えると、今月もう1度先発の谷間の日があるはずなのですが、もうチャンスはないでしょうねぇ。


次回の先発お試しゲームでチャンスが与えられるかもしれないと感じたのが、2番手で3回から登板した田中。こちらは4四球出したものの、浴びたヒットは3イニング目の井口のセンター前1本のみ。微妙なコントロールはまだまだで四球の多さに課題はあるものの、攻める投球は出来ていたので、今後もチャンスはありそう。井口を塁に出した時に、1塁への牽制球が悪送球となって2塁進塁を許す場面があり、エラーは田中についていたのですが、どうみてもあの牽制球は1塁のオーティズが取れる球だった(記録上はオーティズに失策がつく)ように見えましたが、レフトスタンドからは。


3番手の松永がロングリリーフで、2回と2/3イニングを投げ抜いて試合終了。勝ちパターンで出てくる残りの投手を全く使うことなく終われたのは収穫です。今回の9連戦、そして9/25から始まる10連戦を考えれば。


打線はチャンスを作り続けたのに、3回の2得点のみ。11残塁という数字が示しています。先発の藤岡がマウンドにいる間に、最低でも同点には持っていっておきたかったです。


まずは3回無死1,2塁で秋山がバントを試みた場面。適時打で1点ないしは2点を返す、先発の山本を降板させて3回からは別の投手をマウンドに上げることを考えれば、バントをさせること自体は悪くないとは思いますが、2球失敗したあげく三振ではどうしようもない。その後、おかわり(中村)とオーティズに連続適時打が出て帳消しにはなりましたが。


7回には先頭打者の秋山が相手のゴロ処理のミスで出塁させてもらうも、後続のクリーンアップが3人凡退。8回もヘルマンと代打・カーターが連続ヒットでチャンスを作るも続かず。9回も秋山がセンター前ヒットで出塁するも、直後のナカジ(中島)が2球目を打って遊ゴロ併殺。ナカジの7回の打席で、カウント3−0から外野フライをポコンと打ち上げる打撃も意味不明でした。今日は珍しくいいところなし。


6回にマリーンズが藤岡を降板させて右投手を出してきたため、高山の打席で代打・石川。3年目、ファームでは実績を残し始め、昨日はプロ初安打、2安打目まで記録。これから1軍での実績を残していくと思っていた矢先に、死球を受け右手第5中手骨骨折が判明。先週末の仙台で3連敗食らった後に大崎を抹消したため、明日からのホークス3連戦には登録できず。厳しいです。


今日が30歳の誕生日となったカーターが8回に熊代の代打として登場。若干詰まりながらもライト前へヒット。与えられた1打席でしっかり集中して結果を出しました。力みすぎないようにすれば…。この日のために作ったゲーフラがたった1打席で3度も中継映像に映してもらえて、作り甲斐があったなぁと感じました。


マリンで1勝2敗。先発投手、試合展開を考えれば、昨日と一昨日の試合をきっちりモノにしておきたかったところです。うまくいきませんねぇ。


明日からは福岡で3位・ホークスとの3連戦、そして1日空けて金曜からは0.5G差で首位に立つファイターズと3連戦。この6試合がまず勝負どころです。週末のファイターズ戦は壮絶な試合になることも予想されますが、レギュラーシーズン1位でCSに進みたいなら最低でも勝ち越しが必須条件。


さて明日からの福岡3連戦。台風が九州へ近づいているようですが、明日は試合が行われるのでしょうか。(ホークスの札幌→福岡の移動が特にピンチ?)