土壇場で追いつき、延長11回に中継ぎ投手を攻略して先




本日のライオンズ戦の結果(札幌ドーム)の結果


クライマックスシリーズ・パ ファーストステージ


vs.北海道日本ハムファイターズ戦第1回戦 ライオンズ1勝


試合開始:14:01 試合終了:17:56 試合時間:3時間55分 観衆:42,063人


Fighters 2―5 Lions 【延長11回】


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)涌井(5 0/3)〜グラマン(1/3)〜岡本篤(1 2/3)〜ミンチェ(2)〜牧田(2)
(F)ダルビッシュ(7)〜増井(1)〜武田久(1)〜石井(1)〜榊原(1/3)〜林(2/3)


勝利投手:牧田1勝  敗戦投手:榊原1敗


本塁打 なし


ファイターズの田中賢が故障から復帰し、久々の1軍でのゲーム。スタメンコールの時の盛り上がりは凄かったです。彼の出来が試合の勝敗を左右するなという予感はありました。ヒットで出塁させれば勢いに乗るだろうし、抑えておけばファイターズへ流れは行かないと。


初回にいきなり四球で出塁させ、その後1死1塁から3連打で2失点。ゴロヒットでの失点だったので、ワク(涌井)の調子はめちゃくちゃ悪いわけではないという印象でした。


ダルビッシュ相手に初回から2失点はかなり重い失点。しかもライオンズ打線はダルビッシュ相手に5回1死までノーヒット。ゴロもフライもことごとく野手の正面へ飛び、ヒットすら出そうにない雰囲気でした。


5回1死からホセ(フェルナンデス)出塁後、2死1、3塁までチャンスを広げるも無得点。早めの仕掛けで銀仁朗を下げて代打・坂田を出したものの得点には至らず。


6回に糸井、小谷野に連打を浴びた所で先発のワクは降板。2番手にグラマンを送ったのですが、これもまた結果的には絶妙な交代のタイミングでした。左対左を得意とするわけではないグラマンがワンポイントで稲葉を遊ゴロに打ち取り、続いて3番手で登板のアツシ(岡本篤)も中田、スケールズを抑えて追加点を許さず。ウチが1点返す前に3点目を先に取られたら試合が決まりかねない展開で、よく踏ん張ってくれました。


序盤はストレートで押しまくってきたダルビッシュも、途中からは変化球の割合が増え、かわす投球になり、中盤以降は攻略の糸口がつかめそうな気配が見えました。7回にようやくホセの適時打で1点を奪いました。これで1点差、何が起きてもおかしくない展開になりました。


ダルビッシュは7回で降板。100球は越えたものの、仮に先(ファイナルステージ)を考えたとしてもあと1イニングは行けたはずなのに。予想外に早い降板でした。


8回は1,3塁のチャンスを作るも得点ならず。1−2の1点ビハインドのまま9回へ。9回表、1死からナカジ(中島)が四球で出塁もおかわり(中村)が三振で倒れて2死1塁。


札幌ドームとは非常に相性が悪い自分。今まで札幌での応援成績は大きな声では言えませんが、2勝7敗7敗のうち1点差負けが5度。そのうちサヨナラ負けが3度。今日もやっぱり1点差負けで終了かと覚悟したら、浅村が起死回生の同点適時打。今日は今までとは違いました。


ライオンズの中継ぎ陣は、ワンポイントのグラマン、7回まで投げたアツシ、9回に同点に追いついたため2イニング登板になったミンチェとノーヒット投球。そして、抑えの牧田が10回から登板して三者凡退に抑えて、11回に突入。


ファイターズは5番手の榊原が登板。先頭打者の阿部がボールを見極めて四球をもぎ取ったのが大きかったです。ナカジがライト線2塁打で続いて無死2,3塁。ここで、ダルビッシュ武田久に対して4打席全く音なしだったおかわり(中村)と勝負せず、3安打と当たっていたホセ(フェルナンデス)と勝負。塁を埋めれば守りやすいのですが、どうもこの采配は解せなかったです。結局、ホセが今日4安打目となるセンター前2点適時打を放って勝ち越し。さらに途中から出場の星孝典犠飛を放って5−2の3点差に。この犠飛で1点追加したことで、裏の守備での気持ちの余裕度が全然違いました。


11回裏、牧田は稲葉に粘られて四球を出すものの、他の打者はしっかり打ち取って無失点で試合終了。牧田は2イニング32球を投げたのが若干気になりますが、明日先発の西口が少しでも長いイニングを投げてくれれば…


相手がダルビッシュ先発の今日の試合。捨て試合だと思ったことは全くないですが、負けてもやむなしとは思っていました。9回2死で1点ビハインド、死にかけていた獅子は今日も土俵際でふんばり、死ぬことはありませんでした。9月以降のチームの勢いは今日も消えていないと感じました。


ファイターズの継投については、先(ファイナルステージ以降)を考えたようですが、短期決戦で先を考えた采配をすると、なかなかいい結果にはならないんですよね。ライオンズも過去のCSで、先発投手の起用方法で同じようなことがありました。5年くらい前に。


ライオンズからすれば、もし先に進める展開にするのであれば、明日勝って連勝で次に進みたい所。1stで3試合やってしまうと、明らかに先発投手のコマが足りなくなりそうなので。


試合後に明日の予告先発の発表。



今日は早朝(8時羽田発のANA)に札幌へ移動。私の搭乗した便とその次は満席。それ以前も満席だったようです。9時台以降出発の札幌行きには空席がありましたが。同じ便には、札幌へ向かうライオンズファンの姿もちらほら。




札幌市内は既に紅葉シーズン。このシーズンにライオンズの応援で札幌遠征する機会ってなかなかないですねぇ。


↓旧北海道庁(レンガ造りの建物)の正面の門から東方向を見た時の写真


↓旧北海道庁敷地内


大通公園、札幌テレビ塔付近

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↓本日の両チームスタメンと、ライオンズのベンチ入り選手。

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午後8時頃、札幌駅構内で撮影。遠征組のライオンズファンのせい?


試合後は、一旦ホテルに帰って、汗を流した後、応援仲間とすすきのでジンギスカンを食しました。