中盤で大量ビハインドを背負い、4連敗


本日のライオンズ戦の結果(札幌ドーム)の結果


vs.北海道日本ハムファイターズ戦第9回戦 ライオンズ2勝6敗1分


試合開始:18:00 試合終了:21:01 試合時間:3時間01分 観衆:24,918人


Fighters 10−2 Lions


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)涌井(3 1/3)〜松永(0/3)〜坂元(2 2/3)〜木村(2)
(F)武田勝(9)


勝利投手:武田勝8勝5敗  敗戦投手:涌井5勝7敗


本塁打 
(F)スケールズ2号満塁(坂元)


札幌にきました。ちょっと風が吹くと、半袖では寒いです。気候だけでいえば、このまま札幌にしばらく居たい…


3回までは先制点を許しながらも、一応試合にはなっていたのに、4回が…


8失点にはなったが、きっかけは金子誠の打席でのワク(涌井)のバント処理での2塁への悪送球。あの場面は得点圏に走者を背負うことにはなっても1塁で打者走者を殺せば良かったのでは。スタンドで見る限り、2塁はタイミング的に厳しかったように見えた。


その後もバント処理で1塁ベースカバーがいないミス。そこから連打に四死球で4点を奪われ、とどめは新外国人・スケールズの満塁弾。諦めたくはなかったが、ここで試合は終わった、はっきり言って。


大量ビハインドになったことで、いつもの打線に輪をかけるようにさらに「何も考えずにブンブン振り回すだけ」の単調な打撃になった。一方のファイターズも10点目を取った後はあっさりしていたが、先制点を奪った3回は、中田の適時打に稲葉の遊ゴロで2得点。特に稲葉の遊ゴロなんかは、1死1、3塁で高いバウンドになる内野ゴロ。3塁走者を生還させ、かつ併殺を防ぐにはどうすればいいのかをよ〜く考えたバッティングだった。きれいな点の入り方ではなかったけれど、自分が打席でどんな役割を果たせばいいのか、稲葉に限らずチーム全体で考えることがしっかり浸透されているから、こういう結果になるんだろうねぇ。今年からボールが変わったし、昨年までみたいに本塁打がポンポン出るわけではないのだから、「イケイケ」野球だけではなく、「スモール」な野球も場合に応じて取り入れなくては、今の状態を脱出できないのではないのかな。


バッティングは相変わらずだったが、守備では、初回の浅村の本塁返球をはじめ、平尾の一塁線へのゴロ処理、タクヤ(原)が一二塁間や二遊間を抜けそうな当たりをダイビングで止めて内野ゴロアウトにするなど、「執念」を感じさせるプレーが随所に見られたのがまだ救い。ただ、ショートがね… 年々身体が重くなっているねぇ。メジャーでもショート出来ると思っているのかな??


投手陣は、先発のワクを除けば、弥太郎(坂元)はスケールズに浴びた満塁弾以外はまずまずだったし、最後の2イニングを任された木村はストレートのキレが素晴らしかった。選手の起用方法をもうちょっと考えれば、結果が変わる(ここまで酷い負け方にはならない)と思うけどね。松永をワンポイントで登板させた采配は意味不明。


正直、0−10になった場面で、悔しくて頭にきて前列の椅子(人が座ってなかったので)を4,5発蹴りどばしたかなぁ。自分に限らず、こんな酷い試合になり(試合になってないとも言える)、スタンドで悔しい思いをしているファンが大多数だったはず。ベンチ入りメンバー含め、グラウンドでプレーしている選手や采配をふるう首脳陣はどう感じているのかね? 悔しさを紛らすために、試合後の宿舎へ帰るバスでヘラヘラしているようだったら、ユニフォームをさっさと脱いで、別の仕事についた方がいいよ。お客さんから金とってプレーを見せる「プロ」なんだからさ。


これで4連敗。借金も2桁になった。借金10は、伊東監督最終年(2007年)のシーズン終了時点の借金と同じである。時間は前に戻すことは出来ない。明日からどう戦うのか。


他のチームの結果なんか気にせず、目の前の試合のことだけを考えて戦え! 最下位なんだから。


いろんな選手を使ってもバッティングでの結果がそんなに変わらないのなら、「守れる」選手を使って欲しいなぁ。秋山なんか打率1割台でもお釣りが来るかもと言えるような抜群の強肩を持っているのだし。打てなくても是非是非グラウンドで見たい選手。でも、攻撃的な選手を使いたがる首脳陣だからダメか。


明日はいい加減連敗止めたいなぁ。試合終わって、ジンギスカンおいしく食いたいし、雨が降らなければ花火も見たいし。ホテルに帰って、試合を思い出してイライラしながら「ヤケ酒」じゃ最悪。