何とか2桁失点を免れるも、終始マリーンズペース


本日のライオンズ戦の結果(西武ドーム)の結果


vs.千葉ロッテマリーンズ戦第23回戦 ライオンズ9勝14敗


試合開始:18:00 試合終了:21:28 試合時間:3時間28分 観衆:12,762人


Lions   2―9  Marines


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(M)小林宏(8)〜伊藤(1)
(L)許銘傑(5 2/3)〜土肥(1/3)〜藤田(1)〜小野寺(1)〜ベイリス(1/3)〜長田(2/3)


勝利投手:小林宏4勝13敗  敗戦投手:許銘傑1勝2敗


本塁打 
(L)細川3号ソロ(小林宏


CS進出へ僅かな可能性を残す中、昨日まで3連敗。今日は最低限勝たなきゃいけない試合だったが・・・


初回にヤス(片岡)が初球をヒット。二盗を決めて、ナカジ(中島)の適時打で先制と、立ち上がりは理想的な展開だった。しかし、2回にあっさりとマリーンズに逆転を許すと、一度でも追いつくどころか、細川のソロによる1点しか取れずに終了。先頭打者を出したり、本塁打が出たイニングではもっと点が取れそうな雰囲気があったのだけど。攻撃面で良かったのは、初回と3回のみ。ヤスとナカジが盗塁を決めた場面くらいしか印象に残っていない。


守備面では、ゴロ処理の判断が悪くて内野安打にしたり、外野から本塁への送球を捕手がきちんと捕球できなかったりと、マズいプレーがいくつもあり、とてもとても緊張感を持ってのプレーには見えなかった。可能性がある限りは大どんでん返しを信じて応援しているファンもたくさんいるのに、そういったファンに応えるプレーは殆どなかった。


現場は口先だけは「最後まで諦めずに頑張る」と言っているようだけど、心の中は秋季キャンプやその先のオフに向いているような気がしてならなかった。現時点でCS進出を諦めている選手は、グラウンドに立つ資格なんかないと思う。それなら、全試合を消化してしまったイースタンから来年以降期待できそうな選手を何人かピックアップして使ってみればいいんじゃないかって思った。


相手のマリーンズはCS進出の可能性も消え、Bクラスの中での順位争いも特になく、これといった目標がない状況だけど、個々人がそれぞれの場面でどういうプレーをすべきかをしっかり考えて、プレーとして表すことが出来ていた。勝利への貪欲な姿勢も感じ取れた。少なくともライオンズよりは。


明日は西武ドームでのレギュラーシーズンの最終戦。今日のライオンズの敗戦で、ホークスもCS進出が決まり、イーグルスのCS進出マジックも3。CS進出の可能性は限りなくゼロに近い状況になりつつあるが、最後の本拠地での試合くらい、内容はどうであれ白星で終わらなきゃダメ。週末はイーグルスにコテンパンにやられ、今週に入ってマリーンズにも同じようにサンドバック状態でやられ・・・ 最後のセレモニーの時にファンからどんな声が飛ぶかわかんないよ。ちゃんと緊張感を持ってプレーしないと!


今日は7回にブルペンで岸が投球練習をしていた。終盤に点差が縮まるあるいは逆転する展開になれば、今日も投入の可能性はあったかもしれないけど。