同点に追いついた直後9回に勝ち越しを許し敗戦

本日のライオンズ戦の結果(西武ドーム)の結果


vs.福岡ソフトバンクホークス戦第12回戦 ライオンズ6勝5敗1分 


試合開始:13:01 試合終了:16:28 試合時間:3時間27分 観衆:28,238人


Lions  5―7  Hawks


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(H)ホールトン(6)〜攝津(1)〜ファルケンボーグ(1)〜馬原(1)
(L)ワズディン(5 2/3)〜星野(2/3)〜岩崎(1 1/3)〜三井(2/3)〜大沼(1/3)


勝利投手:ファルケンボーグ4勝1S セーブ:馬原2勝1敗13S 敗戦投手:三井1敗


本塁打 
(H)オーティズ11号ソロ(ワズディン)、松中10号2ラン(星野)
(L)中島11号2ラン、G.G.佐藤11号2ラン(ホールトン)


最近の負けパターンと化している、終盤で中継ぎが打たれて惜敗というシナリオに今日もなってしまった。


先発のワズディンには合格点は与えられるかどうかは微妙なところだけど、中盤まで試合を作って、勝利投手の権利を持っての降板だったから、良しとしなきゃいけないのかな。


4回、先頭の松中を四球で出した後、連打で同点に追いつかれたけど、粘って勝ち越しは許さなかった。5回のオーティズに打たれたレフトポール直撃のソロは、ちょっとツイてなかったかな。レフトスタンドから見た感じだと、ギリギリで切れそうな気がしたのだけど。


打線は、初回のナカジ(中島)の先制2ラン、4回同点に追いつかれた直後のGGの2ランと、効果的な本塁打が2発出た。投手陣の状態を考えればもう少し点数を取りたかったが、チャンスがそんなになかったからなぁ。


問題は中継ぎ投手陣。7回に左の松中に逆転2ランを浴びた星野、9回に同点の場面で登板し、オーティズにあっさり勝ち越し2塁打を打たれた三井。星野は抑えなければいけない左打者に打たれ、三井は同点の場面で左右関係なく抑えるべき場面で打たれた。せっかく打線が奮起して、先発のホールトン、中継ぎ勝ちパターントリオの1人・ファルケンボーグから点をもぎ取ったのに、あっさりとフイにしてしまう。これじゃぁ、監督に「中継ぎ投手陣に責任感が感じられない」と言われても仕方ない。同点の場面で登板して、先頭打者、しかも足の速い選手を出塁させてしまったらなぁ。


最低でも勝ち越さなければいけなかった3連戦。結局、ワク(涌井)で圧勝した大宮だけでしか勝てず負け越し。昨日と今日は課題の中継ぎ投手陣の崩壊ぶりが露呈されてしまった。


打線は、シーズン当初のように、中盤以降相手にリードを許したら、そのままズルズルといってあっさり敗戦ということはなく、勝ちパターンの投手陣、各チームのストッパーを打ってサヨナラ勝ちや引き分けに持ち込んだ試合もあった。何が何でも点を取ってやろうという気迫を選手から感じられるようにはなった。あとは中継ぎ投手陣。気持ちだけじゃ打者を抑えられないだろうけど、せめて「絶対に抑えてやるんだ」という気迫だけはファンに見せて欲しいね。それで打たれたんじゃしょうがないのだから。


来週は、調子がなかなか上がらないマリーンズ、3位争いをしているイーグルスとの計6連戦。このレベルの相手にしっかり白星を重ねていかないと、ヤバいことになりまっせ。


ところでもうすぐ6月も終了。結局は、新外国人投手の獲得とか、トレードでの他球団からの選手獲得とか、そういった話は全然なかったですね。球団に危機感はあるのでしょうか。


貧乏、貧乏と言われている西日本の赤い球団だって、安月給の外人選手ながら補強をしてますよ!!


ウン億という金を出すわけでなければ、成功するか失敗に終わるかは別にして、アクションだけでも起こして欲しいね。今年、万が一チーム成績が振るわなくても、現場だけの責任には出来ませんな。




昨日からLions Classicで、チーム名が筆記体のお馴染みのホーム用ユニを着用。昨日、今日のような試合をやってたら、ユニフォームが泣きますよ。その当時のビジターユニ(上下水色が基調のユニ)を夏場に着用して、チームが26年ぶりに転落の一途をたどった2年前のようにならないように。