本日のライオンズ戦(西武ドーム)の結果


vs.福岡ソフトバンクホークス戦第3回戦 ライオンズ2勝1敗


試合開始:13:00 試合終了:15:45 試合時間:2時間45分 観衆:18,059人


西武ライオンズ 5―1 福岡ソフトバンクホークス


   1 2 3 4 5 6 7 8 9   R H E
  0 0 0 0 0 1 0 0 0   1 4 0
  0 0 0 5 0 0 0 0 ×   5 6 1


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(H)大場(7)〜三瀬(1/3)〜久米(2/3)
(L)キニー(7)〜岡本真(1)〜グラマン(1)


勝利投手:キニー1勝1敗  敗戦投手:大場1勝1敗


本塁打
(L)中島2号ソロ、ボカチカ1号3ラン、細川1号(大場)


【経過】
序盤は両先発投手の好投で投手戦。4回裏、中島のソロでライオンズが先制すると、さらにチャンスを作って、ボカチカの3ランと細川のソロでこの回だけで5得点。ホークスは6回にキニーの牽制悪送球の間に1点を取るのが精一杯。ライオンズが3投手の継投で今季初の連勝、カード勝ち越しとなった。新外国人投手のキニーが来日初勝利をあげ、ボカチカは来日初本塁打を放った。


【戦評】
前回の登板でプロ初登板初完封勝利を飾った大場とライオンズ打線の対戦を試合前から楽しみにしていた。


応援をしながら大場の球筋も見ていたのだが、ストライクゾーンに制球されたストレートと変化球は打ちにくそうな印象があったけれど、今日に関してはストレートのコントロールが悪く、高めに大きく外れる球が多かった。ライオンズは大場に対して4回に集中攻撃で5点を取った以外は1安打のみ。7回5失点でマウンドから下ろしたものの、KOした印象は残らなかった。今日のような出来なら、ボール球の見極めと甘い球を確実に捕らえられるように心がけると攻略は可能かなと感じた。再来週、福岡で再戦することになるだろうから、今日対戦して出た結果をもう1度見直して、次の対戦の時は完全KO出来るようにして欲しい。


ライオンズの先発のキニーは前回と比べて球のバラツきが少なく、落ち着いて投げられているような気がした。序盤はボール球が先行しながらも抑える投球だったが、徐々にストライクが先行するようになり、安心して見ていられた。塁上に走者を背負った時のセットでの投球に課題があるけれど、少しずつ日本の野球に慣れれば、まずまず結果は残しそう。少なくとも昨年のギッセルよりは。


今シーズン初の連勝、そして初のカード勝ち越し。今日は3本塁打による5得点と点のとり方としては満足のいくものではなかったけれど、借金を抱えている状況なので、とにかく白星を稼ぐのが優先事項。今週末の勝ちで勢いづいてくれればいいけれど。


それにしても4回だけはまるで夢の世界に入ったかのようだったな。ボカ(ボカチカ)の応援歌の歌詞の最後に、「♪〜ホームラン ボカ〜♪」というのがあるのだけど、見た目は本塁打打ちそうにない彼が歌詞通りのことをやってくれてビックリだったな。ファンに対してのリアクションもなかなか良いし、打つ方で結果が出て目立つようになれば、どんどん人気が出てくるだろうね。


ヒーローは、7回1失点と好投して来日初勝利をあげたキニー投手と、来日初本塁打で勝利に大きく貢献したボカチカ選手の2人。




試合後、西武新宿線が人身事故でダイヤに乱れが出ていたこともあって、球団ビルへ行って時間を潰していたら、↓のようなモノを見つけました。