本日のライオンズ戦(グッドウィルドーム)結果 


交流戦】vs.阪神タイガース戦第4回戦 ライオンズ2勝2敗


西武ライオンズ 4―3 阪神タイガース


勝ち投手:岩崎1勝 セーブ:小野寺2敗11S 敗戦投手:久保田1勝2敗


本塁打
(L)カブレラ12号ソロ、江藤1号ソロ(上園)


開幕2戦目以来、久々に先発のジョンソンが7回1失点。復帰初登板としては上々の結果だった。初勝利は次回の登板で達成してくれるだろう。初回を見る限りではどうなるかと思ったが、タイガース先発の上園と共に2回から急にリズムのいい投球になった。先発で最近結果がなかなか出ないグラマンギッセルのコンビにはいい刺激になるだろう。2人は1軍残留へ向けて尻に火がついた状態に置かれた。


初回に先制を許したが、すぐに追いついたことで前日に連敗を止めた流れがつながっていると感じた。カブレラが凡退していたら、連敗中と同じ流れに逆戻りだっただろうな。


ライオンズ打線は上園に手を焼いていたが、こう着状態を打開したのがカブレラの一発。その後に出た江藤の今季初本塁打がもっと大きかった。3−1になり、残り2イニングを三井−小野寺の継投で逃げ切ればという構想が頭に浮かんだが。
三井は連敗中に登板間隔があいたせいもあってか、本来の力を出し切れなかった。連敗中はお休みモードだったので、チームが連勝街道に入れば、自然と登板機会も増えて、調子も上がってくるのでは。そんなに心配していない。
最終回は小野寺が登板。ヒヤヒヤさせられたが、何とか無失点にしのいだ。最後までヤキモキさせられて、「勝つことの難しさ」をまたも感じさせられてしまった。久々の連勝、最後まで苦しめられたけれど、「これから巻き返さなければ」という気持ちを掻き立てられた試合だった。


明日は休みで、明後日からカープと2連戦。連戦のどちらかで、カープはおそらく不動のエース・黒田を先発に送り込んでくるだろう。ライオンズがこれから勢いをつけ、一気に借金返済出来るかどうかは、黒田登板ゲームで勝つことが出来るかにかかっていると思う。タイガースに連勝したが、チーム本来の力が出ているとは思っていない。エース級の投手をKOして勝ってはじめて、「連敗中の悪い流れを完全に払拭した」と言えるのではないか。前回の黒田との対戦は、10連敗の前だった。チャンスを作りながらも2点しか取れなかった。果たして今回の対戦はどのような結果になるか。当然ライオンズが勝つものと信じているが…