vs.横浜ベイスターズ戦第4回戦 ライオンズ1勝3敗


横浜ベイスターズ 5−2 西武ライオンズ


勝利投手:吉見1勝2敗 セーブ:クルーン1勝13S 敗戦投手:涌井8勝4敗


本塁打
(L)和田6号ソロ、細川4号ソロ(吉見)
(YB)吉村7号2ラン(涌井)


2回、ベンちゃん(和田)のソロ本塁打で幸先良く先制点を取り、GGも3塁打で続いていい流れになりかけたが、2点目が取れなかったのがその後の展開に大きく響いてしまった。DH制がなく、投手が打順に入っていると、下位でチャンスを作っても点が入る可能性が小さくなるから難しい。バントなど小技も使いづらいし。


先制点をとった直後の2回裏、1死2,3塁、打席に相川を迎えた場面で四球を与えて満塁のピンチを作ってしまったが、ここが今日の試合の分かれ道だった。2死で同じ状況なら相川敬遠で投手と勝負ということは十分に考えられるが、1死で満塁にして投手勝負は考えにくい。併殺をとれればいいが、そうでなければ1番打者(仁志)に回る。仁志には1打席目でもいい当たりを飛ばされたし、2死満塁で迎えた2打席目でも逆転適時打を許した。下位打線ときちんと勝負して抑えられたかどうかが今日の試合を分けた。


10連敗になったが、ライオンズ打線は軟投派の左投手を攻略できない。昨日の土肥、今日の吉見も打てなかった。右打者が多いにも関わらず打てない。昨日の吉見には今季初勝利を献上。他には工藤(ベイスターズ)、石川(スワローズ)にも初勝利を献上している。ライオンズは左投手への初勝利献上マシンじゃないんだぞ!!昨日に関しては、土肥相手にいい当たりが多かったけれど、野手の正面への打球が多かったので、手も足も出ない状態ではないはず。センターから右方向、相手バッテリーに右狙いを読まれてもいいから実践して欲しい。引っ張ってゲッツーだけは勘弁。


もう落ちる所まで落ちた。あとは上がるしかない。25年連続でAクラスを保持した栄光の歴史は一旦忘れて、1試合1試合、選手個々がベストを尽くし、勝利へ向かって突き進むことだけ考えて欲しい。振り返れば1996年には9月1日まで最下位だったが、その後1か月の猛反撃で辛うじて3位を確保したシーズンもあった。まだ残り試合は80以上もあるのだから、3位と9ゲーム離れていても、自力でどうにかなるはず。最後の1試合まで諦めずに応援しますぜ。自分は俄かライオンズファンではなく、ほんまもんのライオンズファンなのだから。