本日のライオンズ戦(グッドウィルドーム)結果


vs.オリックスバファローズ戦第8回戦 ライオンズ7勝1敗


試合開始:13:01 試合終了:16:32 試合時間:3時間31分 観衆:25,438人


西武ライオンズ 15−6 オリックスバファローズ


    1 2 3 4 5 6 7 8 9  R H E
Bs   2 3 0 0 0 0 1 0 0  6 11 3
   0 2 0 7 0 2 4 0 ×  15 15 0


【投手リレー】(カッコ内は投球イニングを示す)
(Bs)光原(3 1/3)〜岸田(2 2/3)〜金子(1)〜吉田(1)
(L)岸(6)〜岩崎(1)〜正津(2)


勝利投手:岸3勝1敗  敗戦投手:光原1敗


本塁打
(Bs)ラロッカ11号2ラン(岸)
(L)和田3号ソロ、リーファー6号ソロ(岸田)、中島1号2ラン(金子)


【経過】


初回、オリックスラロッカの2ランで先制。2回には水口、ラロッカの適時打で3点追加し5−0とリード。ライオンズは2回に細川、石井義の適時打で2点を還すと、4回には相手のミスも絡みながら打者一巡の猛攻で7点を奪い逆転。6回には和田、リーファーの連続本塁打で2点、7回には中島の今季初本塁打などで4点を追加。結局、ライオンズは先発全員安打、毎回安打の15得点で快勝。今回のオリックスとの3連戦はスイープ(3タテ)。


【戦評】


昨日に続いて大味な試合展開になった。


先発の岸はオリックス打線に序盤の2回でなんと5失点。高めのストレートを狙い撃ちされている印象だった。本来なら空振りかファウルでカウントを整えられる球種とコースなのだけど、今日は球速ほどキレがなかったのだろうか。彼の投球フォームはしなやかなので、球速(平均して140km前半)以上に打者の手元でキレがあるはずなのだが。あとは、プロ入り初のデーゲーム登板ということも影響したのか。ラロッカには最初の2打席で本塁打と適時打を食らったが、天敵になってしまうと困る。彼は「ライオンズいじめ」が好きなようなので (笑) 昨年の神宮での交流戦3連戦では5本もHR打たれたんだったっけな。


味方の大量点援護で逆転してもらった後も、制球の悪さは相変わらずで、立ち直りの気配がなかった。3ボールまでいくケースが非常に多かったが、相手打者がボール球に手を出してくれて助けられた。6イニングは投げたけれど、空振りもあまり取れなかったし、本来の出来からは程遠かった。今日のように味方の援護が多い時には、あまり出来がよくなくて、失点も多くなるというのは、良くない意味でやはり「西口2世」なのか?


打線は昨日に続いて猛打爆発だったが、4回の7得点、7回の4得点ともに相手のミスにつけこんで奪ったもの。4回は1死から細川の三ゴロをラロッカが処理し損ねた所から、投手の光原が自滅して四球を連発。3本の適時打で効率よく7点を奪った。7回には、オリックスの遊撃手・大引がイージーなフライを落とし、センターの大西が正面に飛んだヒット性のゴロを横にはじくという草野球レベルのミスで4点。今シーズンなかなか本塁打が出なかったナカジ(中島)にも32試合目でようやく待望の本塁打が飛び出した。ライオンズ側からすると、7回の4点はダメにダメを押す追加点で、この4点が入ったことで登板に備えて投球練習をしていた長田と小野寺がベンチへ引き揚げることになり、非常に有効な4点だった。しかし今日の所沢でのプロ野球を見に来た一野球ファンという観点からすると、7回のオリックスの2失策はいただけないし、「プロとして出来て当たり前のプレーが出来ないようなら金(入場料)返せ」と言いたくなっても不思議ではなかった。いくら大量点差のビハインドになっても、ある程度の緊張感は持って、基本的なプレーは最低限こなして欲しいな。


2試合続けての2桁得点。しかも今日は毎回安打。年間20試合程度球場で見ているけれど、毎回安打の試合に遭遇するのはあまり記憶にない。今度暇な時に調べてみるかな。


1,2番に当たりが少ないことでつながりに欠けていた打線もここ数試合で活気付いてきた。今日は2番の福地が5打席全て出塁(4安打&1死球)でお立ち台。足を生かすためにもどんな結果でもいいから出塁率を上げていって欲しい。


明日からは福岡で宿敵・ホークスと3連戦。前回の対戦と違って打線の調子もいいし、相手の先発投手の顔ぶれもがらりと変わるので、期待大。今年は九州でホークス戦4戦4敗(宮崎でのオープン戦含む)なので、とりあえず明日は


「目指せ! 福岡でのホークス戦今季初勝利!」


3連戦終えた所で勝ち越せれば良いのではないだろうか。


ところで、ライオンズナインは今日の試合後に福岡へ移動。球場内で2次会を終えた後、球場前の駅に向かう時に、荷物の入った鞄を引きずりながら駅に向かって歩いていくリーファー選手の姿を見かけました。周りにいたライオンズファンに手を振ってましたよ。おそらくあの後、羽田空港へ向かったのでしょう。
試合時間がやや長くなったけれど、福岡まで予定通り移動できていればいいですが…

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今日は開幕戦に続き、今季2度目のビッグフラッグお披露目となった。
前回は内野自由席の最上段通路からデジカメで撮影、2004年の時は応援団のお手伝い(スタッフ)として参加したため、フラッグの下に入るのは今回が初めてだった。



フラッグが多少揺れて見えるように、下からバンバン叩いていました。
次回は、関東応連さんによると、交流戦ジャイアンツ戦を予定しているとのこと。予定通りなら残念ながら参加出来ませんね。東京ドームのジャイアンツvs.ライオンズ戦(6/24)のチケットなら、ビジター応援席を押さえてあるのですが。




お立ち台は、4安打の大活躍・福地選手(上)と、今季初本塁打の中島選手(下)のコンビ。
スコアボードのライオンズのメンバー表をみると、スタメンからそのまま残っているのは福地、中島、リーファー、GGの4人だけ。あとは大量リードになったため、皆様お役御免となってしまいました。


前回の福岡での借りは明日からの3連戦で必ず返して帰ってこいよ!!