本日のライオンズ戦(フルキャストスタジアム宮城)結果 


vs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦第11回戦 ライオンズ8勝3敗


東北楽天ゴールデンイーグルス 3―4 西武ライオンズ (延長11回)


勝ち投手:小野寺5勝1敗19S 敗戦投手:小倉4勝6敗


本塁打
(ラ)石井義2号ソロ(小倉)
(イ)関川1号ソロ、山崎武13号2ラン(西口)


初回に幸先良く2点を先制したものの、先発の西口がモタついてピンチの連続。本塁打病も出て、初回の先頭打者・関川にソロ本塁打、3回には山崎武に同点2ランを浴びた。毎回のようにヒットを許し、得点圏に走者を背負いながらも、三振でピンチをことごとく切り抜けて、7回途中まで3失点の投球。内容の割によく3点でおさまったという印象だった。味方の2度の外野から本塁への好返球にも助けられた。中継ぎ投手はまずまずの安定感。延長10回裏2死2塁、打者・フェルナンデスのピンチの場面で守護神の小野寺を送った場面。フォークもストレートも外角の(フェルナンデスにとっては)やや甘いコースにいっていたけれど、運良く右飛で終了。直前にファールした球を捕らえられていれば危なかったかもしれない。


攻撃面では、7回まではチャンスを作りながらもなかなか点が取れなかった。カブレラに2本の適時打が出たけれど、後ろのベンちゃん(和田)の当たりがパッタリと止まっているので、打線が切れてしまう。腰痛を抱えながらの出場で、7月はわずか5打点で終わったそう。状態がなかなか上がらず心配。
延長11回の石井義の勝ち越し本塁打。お立ち台では「詰まった当たり」と言っていたが、映像をみる限りでは完璧な当たりだった。復帰後一番の当たりではなかろうか。小野寺が11回までで降板だっただろうし、いいタイミングでの本塁打だった。


初回の死球でナカジ(中島)が左第4中手骨骨折との診断が下った。チームの中でバッティングの調子は1,2を争うくらい良かったので、かなりの痛手になりそう。全治にどれくらいかかるかは分からないけれど、1日も早い回復を願いたい。カブレラとベンちゃんにマークが集中するようになり、これからかなり苦労しそうな予感がする。ホークスが負けたことも含めて、今日延長までもつれながらも勝てたのは大きかった。


そういえば、ナカジがぶつけられたのはイーグルス・山村。2年前のオープン戦で、カブレラが右手尺骨骨折した時も今日と同じ山村にぶつけられてのものだった。故意でないことは十分承知しているけれど、ライオンズの主力ばかりこうして被害を被ってしまうと… もうライオンズ戦では投げんで欲しいよな。とはいっても2週間後の週末にイーグルスとの対戦が控えているから、また先発で対戦することになるんだろうな。巡り合わせって怖いもんだな。