WBC、宿敵韓国に逆転負け!


午後から夕方にかけてテニスをやり、帰ってからはWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の韓国戦をTV観戦。初回に松中のセカンド内野安打で先制、2回に川崎のHRで追加点をあげるも、5回に犠飛、8回には李承菀(読売ジャイアンツ)の2ランで逆転を許し、2−3で敗戦。日本はアジアラウンド2位で2次リーグへ進出。
今日の敗因としては、7回の西岡のバントミス、8回表1死での李承菀への投球のコントロールミス。4回裏2死満塁で西岡のライトへの飛球を好捕されて無得点に終わったことで何となく嫌な予感はしたけれども、直後に犠飛で韓国に追撃となる1点を許し、そこから完全に韓国側に流れがいってしまった。日本の打線も中盤以降はほとんど音無し状態。特に日本でもプレー経験のある具台晟には完全に封じられた。2次リーグでの韓国との再戦でもおそらく彼をぶつけてくるだろう。先のことを考えると、嫌(苦手)なイメージを持つ投手を作らないように反撃したかった。2次リーグでの韓国戦に向けて、特に攻撃面で不安が残った。


幸いにしてというか、日本が2位で2次リーグへ進出したことで、アメリカへ渡っての初戦はB組2位(おそらくカナダかメキシコ)、2戦目がB組1位(おそらくアメリカ)、最後が韓国戦になると思われる。予想通りに行けば、日本は韓国vs.アメリカの試合を見た後で、この両国と対戦することが出来る。韓国vs.アメリカ戦の結果を踏まえて、どちらのチームとの対戦により高いウェートを置くか見極めが出来る。アメリカが圧勝したならば、韓国戦に全精力を傾けて2位以内確保を狙うことも出来る。逆に接戦を演じる、もしくは韓国勝利となるとかなり厄介にはなるが・・・


投手起用に関しても再考の必要があるかもしれない。今日の試合を見ていても、何となくではあるが、渡辺俊介アンダースローが韓国打線にやや慣れられているように感じた。アジアシリーズでの映像など情報が多くいっているというのもあるかもしれない。シーズン中には殆どみられないが、右打者に3つ死球を与えたのも気になる。韓国打線が2番手・杉内、最終回に登板した大塚の縦スラに全くタイミングが合っていなかったことから、左投手や縦に鋭く変化する球を持つ投手を登板させるのが効果的かもしれない。和田毅、杉内のホークスサウスポーコンビを両方つぎ込めば最小失点に抑えられるような気はする。
リリーフに関しては、調子のいい投手から起用すべし。当初の予想とは違った展開になった場合は、必ずしも試合前に決めた継投に拘る必要はない。今日であれば、絶対に勝たなくてはいけない試合という状況なら、杉内をもう1イニング引っ張るべきであった。2次リーグは中国戦や台湾戦のようにワンサイドゲームになる可能性は極めて低く、投手起用が勝敗の大きな鍵を握ると思われる。王監督には、普段のホークスでの采配にはあまりみられない柔軟な采配を期待したい。


2年前のアテネでは、予選リーグでキューバを破るなど全勝するも、準決勝で豪州に不覚をとり銅メダル止まりだった。今回のWBCで重要なのは、2次リーグで2位以内を死守することと、準決勝で最高のパフォーマンスを見せて決勝へ駒を進めることである。アジアラウンドでたとえ1つ負けても、一番重要な試合で結果が残せればいい。2次リーグで韓国を破って準決勝進出が決まった時、今日の敗戦の意義(効果)が実感できるのはないだろうか。


2次リーグの初戦は日本時間で13日の午前6時から。番組表を見る限りでは日テレ系列で中継が行われそう。日本の代表選手は6日にアメリカへ出発し、アリゾナで合宿を張る模様。
スポーツ魂(テレビ東京系列)からも、何とあの未歩さんがレポーターとしてアメリカへ派遣されることになった。
(下の写真中央下のテロップ1行目に注目!)
10日の朝に生番組が入っているので、それが終わってから移動なのかな。来週のスポーツ魂は未歩さんがアメリカから出演ということは、伊集院さんの隣りでアシスタントを務めるのは・・・ アテネ取材帰りの今日の放送で最後に「イナバウア−」をやったあの人??