プレーオフ第2S、2試合が終了

予想を上回るマリーンズの健闘で、すでに今日の時点でリーグ優勝へ王手。
初戦を勝ったら3勝1敗でマリーンズと予想したのだけど、実は今日マリーンズが負けて、3戦目と4戦目に第1ステージ@千葉で先発した2人で勝って優勝と読んでいた。清水直はシーズン中は調子が悪かったから、斉藤との投げ合いでは厳しいと思ったのだけど。テレビでちらっと見たら、セットでずっと投げ続けていた。普段のノーワインドアップで無かったことがいい影響を与えたのだろうか。
マリーンズはPOで負けなしの4連勝。スコアを見ると、千葉の2試合が2−1と3−1。福岡では昨日が4−2、今日が3−2。全て2点差以内のロースコアの試合。中継ぎ投手陣が充実しているマリーンズの思い通りの試合展開になっている。マリーンズの相手チームの得点の殆どが本塁打によるもの(昨日の的場の適時打が唯一の本塁打以外の得点)だが、逆にマリーンズは4試合で本塁打がわずかに1本。(第2S初戦の里崎のソロのみ) エンドランで併殺を逃れた後に適時打が出るなど、塁上の走者をうまく動かして得点につなげている。福岡での2試合でも得点チャンスはそれほど多くはないけれど、逃さずにきちんとモノにしている。あと、相手に得点を許した直後にすぐ点を取り返し、常にマリーンズのペースで試合を進めている印象が強い。
ホークスは投手陣は全体に頑張っている(昨日、中継ぎの吉武が捕まったが)。問題は打線のつながり。特にクリーンアップトリオが大不振。この2試合で23打数1安打。昨年のPOで打てなかった松中も8打数ノーヒット。早速、福岡の某放送局のホークス掲示板では、「今年も戦犯」だとか、「年俸半分返上しろ」とかなり叩かれているようだ。クリーンアップの後ろを打つカブレラがラッキーボーイになりかけており、主軸が一発狙いではなくチャンスメークに徹すれば、打線がうまく機能する気がする。

明日は休みで、土曜日に3戦目を迎える。先発投手の並びを見ると、信頼度の高い投手を残しているマリーンズが圧倒的に有利な気はするが、ホークスにはレギュラーシーズン1位チームの意地を見せてもらいたい。今日までのように各打者が気負っている状態では、全国中継が決まっている4戦目を待たずにプレーオフが終わってしまうこともあり得るような気がするが・・・
マリーンズの応援歌に
「王者はおごらず 勝ち進む 千葉ロッテマリーンズ
というのがあるのだけど、
「王者ってほざくのは百年早ええんだよ! 名乗りたかったらリーグ優勝して日本一になってみろや!」
ってヤジれるのも今年限りになってしまうか??