本日のライオンズ戦(インボイスSEIBUドーム)結果

vs.福岡ソフトバンクホークス戦第19回戦 ライオンズ9勝10敗

西武ライオンズ 6×−5 福岡ソフトバンクホークス

勝利投手:小野寺1勝2敗 敗戦投手:三瀬2勝2敗18S

本塁打:なし

今日は8回表までしかTV観戦出来なかった(T_T) テニスへ行く途中にラジオを9回表途中まで聴いた。2点ビハインドだったので、「明日勝って自力で3位を確定すればいいや!」って気分でいたら、テニスが終わって携帯で試合速報をチェックすると何と何と・・・ 最終回に吉武、三瀬の中継ぎコンビを打ち込んで逆転サヨナラ勝ち! 知らないうちに3位が確定してしまった。TVでサヨナラのシーンを見ていたら、どんな気分になっていただろう。
試合内容に話を移すと、先発の西口は前回と前々回の登板とは違って、常にストライクを先行させる投球が出来ていた。2ストライクを取ってから打者を打ち取るまでに苦労する場面はあったけれど、最悪のコンディションは脱したのではないだろうか。6回にマメをつぶして降板してしまったのが残念だった。6回2死の場面で、宮地に2塁打を打たれた後に異変を訴えたのだけど、続投して、次のカブレラに初球のスライダーをセンターへ持っていかれた。打たれた球も決して甘い球ではなかったけど、マメの影響で球に力が乗らなかったのかな。ライオンズの3位が確定したので、レギュラーシーズンでの西口の登板は今日で最後だと思われる。しっかりと休養をとり、マメも治して、万全の状態でPO第1S(あるかはまだ分からないが)を迎えてもらいたい。
打線はホークス先発・新垣に4回まで殆ど手も足も出ない状態だった。制球が良く、あっという間に2ストライクをとられて追い込まれて、決め球に右打者の外角へ鋭く曲がり落ちるスライダーを使われた。このままいくと、3週間前の福岡(9/4, 2安打完封された試合)の二の舞になるかと心配したが、5回からそれまでキレもコントロールも良かったスライダーが急に抜け出した。甘い球を逃さずに6回には4本のヒットで3得点。PO第2Sまで進むことが出来れば、間違いなく対戦するであろう投手、そしてライオンズがこれまでどちらかというと苦手にしていた投手から点を取ることが出来たというのは、POの時の対戦にもいい影響を与えるのではなかろうか。ライオンズの打者が打てそうな感覚を持って終わることが出来たのは大きい。
最終回の逆転劇は見ることが出来なかったけれど、スコアを見ると1四球を絡めた4本のヒットで、アウトを1つも取られることもなく逆転サヨナラ勝ちになったようだ。昨日からカブレラが離脱し、昨日、今日と2試合続けて本塁打が出ていない。カブレラが抜けても本塁打を打てる打者はいるけれど、今後のライオンズの得点パターンが本塁打頼りではなく、今日の最終回のように繋いで繋いで点を取る形が多くなれば、チームに今以上に勢いがつくんじゃないかな。
ライオンズは3位を確定させたけれど、残り3試合も決して消化試合ではない。明日に関して言えば、先発のダイスケ(松坂)が連続無失点イニング記録を更新中だし、チームに関して言うと、ホークス戦とオリックス戦のシーズン対戦成績5割とチームの最終勝率5割以上がかかっている。POに出るのであれば、最低でもチームの勝率5割をキープして出ないと、出る資格はないと思っている。(パリーグの規約の中には書かれていないが) ちなみに、僕自身がライオンズファンになって今年で18年目だが、シーズン終了時の勝率が5割を割ったのは1度だけ(1996年)しかない。
ライオンズは3位を確定して、24年連続のAクラスが確定した。1982年に西武ライオンズとして初優勝した時から今年までずっと3位以上をキープしている。これは日本プロ野球の新記録を毎年更新している訳だけど、この記録は堂々と誇ることの出来るものだと思う。24年も同じ選手が現役でいられるわけではなく、当然その間には選手の世代交代が複数回あった。世代交代の時期、いわゆる過渡期の時期は思うような成績を残しにくいものだけど、うまく選手を入れ替えて常に上位に君臨してきた。西武ライオンズのよき伝統として、この記録は来年以降も1年でも長く持続できるよう、選手達には精進してもらいたい。

明日は約1ヶ月ぶりに所沢へ出陣。明日も勝って、勝率を5割に戻すぞ!

p.s. 今日のTVの解説は伊原さんだったのですが、毎度ライオンズの守備に対して苦言を呈するのを見ると、「またユニフォーム組にカムバック(現場復帰)したいのかなぁ」と感じてしまいます。