本日は球場にて応援。

vs.福岡ソフトバンクホークス戦第20回戦 ライオンズ9勝11敗
試合開始:13:00 試合終了: 16:00 試合時間:3時間0分 観衆:24,393人

西武ライオンズ 2−4 福岡ソフトバンクホークス

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
H 0 0 0 2 0 1 1 0 0 4 8 0
L 0 0 0 0 0 0 0 1 1 2 5 2

【投手リレー】(カッコ内の数字は投球イニング数を示す)
(H) 斉藤(8 2/3)〜馬原(1/3)
(L) 松坂(5)〜山崎(2)〜山岸(2)

勝利投手:斉藤16勝1敗 セーブ:馬原6勝6敗20S 敗戦投手:松坂14勝13敗

本塁打
(H)松中45号2ラン(松坂)

【経過】
4回表、先頭の森本を四球で出した後、松中のバックスクリーンへの2ランでホークスが先制。6回には松中のライト線2塁打、7回には森本の中前安打で追加点。ライオンズは8回に1死1,3塁からの重盗、9回にフェルナンデスのライトへの犠飛で2点を還すにとどまった。ライオンズはホークス戦2年ぶりの負け越し。

【戦評】
前日の試合でサヨナラ勝ちし、ライオンズは3位を確定させた訳だけど、PO進出が決定した訳ではなかった。試合前の段階ではマリーンズとホークスが同率1位になる可能性を残し、複雑な状況下での試合だった。
ホークスが勝つか、マリーンズが負けるかでライオンズのPO進出が決まる状況で、ライオンズは7回まで1安打に抑えられていたけれど、場内に仙台のマリーンズ戦の途中経過が流された後の8回、9回の攻撃ではそれまでとはうって変わって、各打者の球の見極めが急に良くなったという結果だけを見ると、何だか勘違いされそうな。別に7回まで手抜きでやっていたとは思ってないけど。
今日のライオンズ打線が抑えられたのはほぼワンパターン。落ちる系のボールの見極めが出来ずに、ベース盤付近でバウンドするような球に空振りの連続。これまでの対戦の時と同じやられ方。対策を講じた形跡が打席から全く見受けられなかったのは非常に残念だったし、腹立たしかった。POでもし第2Sに進んだ場合は間違いなく対戦する投手だし、今日のようにやられるようでは、リーグ優勝をホークスにあっという間にもっていかれる気がした。
先発のダイスケ(松坂)は、今朝の新聞に書いてあった通り、無理をさせずに5回で降板。松中に2ランは打たれたものの、他の投球はまずまず。4回だけは直球が少し暴れていた。先頭の森本を2ストライクに追い込んでからの4球連続ボールで出塁させ、松中に被弾。7/15に今日と同じく斉藤と福岡で投げ合った時にも松中に3本の本塁打を打たれたが、今日も同様に高めの直球をバックスクリーンギリギリの所へ持っていかれた。今日の場合は、POを見据えて、改めてどこに何を投げればどのような結果になるかというのを再確認する意味もあったのかもしれないが、PO本番での対戦の際には配球を考え直さないといけないかも。本塁打はダメ、ヒットならOKという場面なら、直球は見せ球、変化球勝負で徹底した方が良さそう。
7回にライオンズが喫した4失点目は2つの失策が絡んだもの。最初のマヨ(フェルナンデス)がさばいた一ゴロも、ベースカバーに入る投手の動きをしっかり見て投げれば何でもないプレー。2つ目の片岡のミスも超がつくほぼの凡プレー。正面に飛んできたイージーバウンドのゴロを100%正確にさばけないようではまだまだ修行が足りない。POではヒロユキ(高木浩)さんの力が絶対に必要。
今日の試合は、両チームとも主力を何人かスタメンから外し、中盤以降も選手交代が比較的多く、公式戦というよりはむしろオープン戦終盤の試合を見ているような感じだった。ライオンズに関しては、中継ぎで投げた2人の登板は、POへ向けてのテストだったと思う。2失策が絡んだために失点だけでは何とも言えないが、制球を含めた安定感では、山岸はおそらく大丈夫、一方の山崎は心もとないという印象だった。他にも何人か投手陣の入れ替えがあったようだけど、残りの2試合でテストするのかな。
今日の敗戦でシーズン終了時の勝率5割越えの可能性が消滅した。残り2試合、POへ向けてのテストを兼ねる試合にはなるだろうけど、勝利だけはしっかりモノにして、勝率5割でPOへ向かっていってもらいたい。
p.s. ベンちゃん(和田)の欠場は残念だった。あくまで他の選手を使うために外したのならいいけど、首位打者を獲らせるために外すのは勘弁してもらいたい。
最後にライオンズのV2を願って、縁起物の写真を貼っておきます。開門前に、ドーム横の球団ビル内で撮影してきました。