塾高、10年ぶりに夏の県予選決勝へ進出

第87回夏の全国高校野球大会・神奈川県予選@横浜スタジアム
[準決勝] 慶應義塾 2×−1 東海大相模 (延長11回)

今日はTV観戦しましたが、自宅のケーブルテレビの回線の関係で、途中TVKが見られない状況になったので、戦評は書きませんが、塾高の守備に随所に素晴らしいプレーが出たようです。エースの中林も昨日の台風による順延で中2日での登板になり、球のキレが戻っていました。東海大相模打線に対して、10安打を浴びながらも1失点に抑えるのはさすがです。ある程度は打たれながらも要所は締める投球、ライオンズの先発投手陣に見習ってもらいたいものです。
打線は延長11回までで僅かに4安打に終わりましたが、大事な場面でヒットが出ました。最後のライト線へのポテンヒットは運が良かったですな。2死だったので1塁走者が一気に生還できましたが、無死あるいは1死ならばおそらく3塁でストック、サヨナラ打にはならなかったでしょう。あの場面は1,2塁としてから、エースに自ら打って決めてもらえばいいかなぁと思っていましたが、その前に終わってしまいました。(笑)
それにしても、今年の神奈川県大会は白熱した試合が非常に多いです。ベスト8以降は、準々決勝4試合+準決勝2試合の計6試合で、1点差決着の試合が5試合。残りの1試合も3点差でした。(準々決勝の日大vs.相模田名戦) サヨナラ決着も3試合。今日も平日にもかかわらず、横浜スタジアムには非常に多くの観客が来場されていたようです。互いのチームが実力伯仲して、どちらが勝つかはやってみないと分からないという試合は見ていてワクワクしますし、その通り非常に競った展開になれば尚更です。今回ベスト4に残ったチームはどのチームが甲子園行きのキップを手にしてもおかしくないだけの実力、戦力を持った学校ですし、本大会へ行っても十分戦えるチームだと思います。あとは運不運です。今日の最後の塾高のサヨナラ打は運のよさ以外にも要素があると思いますが。例えば、昨秋の県大会、今春の関東大会で東海大相模に敗れており、今回は何が何でもリベンジを果たしたかったという思いなど。
いよいよ明日は決勝です。おそらくエースの連投になると思われますが、泣いても笑っても明日でおしまい。気力をふり絞って戦ってきてください。野手の皆さんはエースを少しでも楽に出来るように援護点をお願いします。センバツでの夢の続きを、来月再び甲子園で見られることを祈っています。ここまで来たら、明日も勝つしかない!!