本日のライオンズ戦(インボイスSEIBUドーム)結果

vs.オリックスバファローズ戦第14回戦 ライオンズ6勝8敗

西武ライオンズ 0−3 オリックスバファローズ
勝利投手:JP8勝9敗 セーブ:大久保1勝18S 敗戦投手:三井1敗

本塁打:なし

昨日に続いて完封負け。JPのテンポの良さにやられてしまった。毎回のように出塁できれば、足でかき回すなど、JPをいらつかせる攻撃が展開出来たのだろうけど。無四球だったし、ヒットもろくろく打たせてもらえなかった。
ライオンズの投手陣も決して悪い出来であったわけではない。三井は3回の先頭打者に死球を与えてリズムを崩して3点失ったが、その後に登板した宮越と小野寺は安打を全く許さないパーフェクトリリーフだった。宮越は移籍後最も長いイニングを投げたけれども、今日の投球を見ると、先発で1度投げてみたら面白いのではと感じた。中継ぎ投手陣が盤石な状況ならば、5回or6回までというイニング限定で先発させられるのだけど、先発3本柱以外の試合では中継ぎをかなり使わざるを得ない状況に陥るから、配置転換は難しいかな。中継ぎで結果を出しても、先発で同じような結果を出せるとは限らないし。
バファローズに2試合連続完封負けで球宴前の全日程を終了。44勝50敗、パリーグ4位で、3位とは1.5ゲーム差で終了した。Bクラスで球宴を迎えるのは1996年以来9年ぶりだそうだ。振り返ってみると9年前は、ずっと下位を低迷し、最後の近鉄との2連戦(西武球場)で連勝して、何とか3位、Aクラスを死守して終了したシーズンだった。自身が1988年以来ライオンズファンを続けてきた中で唯一、シーズン終了時の勝率が5割を割ったシーズンでもあった。森監督とともに黄金時代を築き上げてきた選手達が高齢化し、カズオ(現・メッツ)、大友(現・ドラゴンズ)、大成、西口etc.の若手との世代交代が一気に進んだ、いわば選手の過渡期にあたり、思うような成績がこの年は残らなかった。今年もおかわり君や栗山といった若手の野手が成長することで選手のメンツが昨年と若干入れ替わってはいるものの、昨年活躍した選手の故障(トモアキなど)や、若手の伸び悩み(2年目のジンクス?)がチームの成績にストレートに現れていると思う。球宴後、より多く勝って行くためには、若手野手の活躍はもちろんだが、松坂・西口・帆足の3人以外の先発投手がどれだけ頑張れるかにかかっていると考えている。名前を挙げた3人以外で勝てなければ、4連勝以上は出来ない。いわゆる裏ローテと呼ばれる投手が先発する試合でも勝つことが出来れば、大型連勝は出来るし、自然と3位争いから抜け出すことが出来るはず。3本柱に続くのは現状では河原、涌井あたりになると思うが、彼らの奮起(涌井には一段のレベルアップ)を期待したい。
3位でターンしたオリッ鉄との対戦成績で負け越していることと終盤に出てくる中継ぎ陣が非常にいいのが個人的には気がかり。直接対決はあと6試合。最後の直接対決はシーズン最終盤の9月27,28日。ライオンズが試合を雨で流すことなく消化すると、最後の2試合になる。3位争いが最後までもつれると…