本日のライオンズ戦(横浜スタジアム)結果

【交流試合】vs.横浜ベイスターズ戦第1回戦

横浜ベイスターズ 2−3 西武ライオンズ

勝利投手:西口6勝2敗 セーブ:豊田2勝11S 敗戦投手:三浦2勝3敗

本塁打
(ベ)佐伯3号ソロ(西口)

今日の試合を分けたのはライオンズが1点リードされて迎えた6回表の攻撃。カブレラ三振の後、ベンちゃん(和田)が中越えの2塁打、続くおかわり君(中村)が中前打。この時に、2塁走者のベンちゃんの本塁生還を阻止すべく、センターが本塁へ送球し、送球が乱れる間に、打者の中村が2塁へ行き、1死2,3塁。これがベイスターズにとっての1つ目のミス。この状況で、内野ゴロ併殺の確率がほぼなくなったライオンズは、続くゲッチュ(大島)の犠飛であっさり同点。細川を敬遠して2死1,2塁にして、投手の西口が打席へ。この時、ベイの先発の三浦は何を焦ったのか、ベースカバーのいない2塁へ牽制し、2塁走者が3塁へ。これが2つ目のミス。そして、広島球場では2点適時打を放った西口が、何と今日も右前へ適時打を放った。これがベイにとっての最大の誤算だろう。西口の打席に関しては、今日は3打席とも右方向へ飛んでいた。2打席目も相手の2塁手がお手玉したのが偶然遊撃手のグラブに収まり、不運な併殺打になったが、失策による出塁になっていてもおかしくはなかった。何としてでもボールにバットを当てて前へ転がしてやろうという気合いを感じた。久しく本塁打が出ておらず、「打ちたくてたまらない」病にかかっていると思われる某主砲の手本になりそうな打撃だった。右方向への打撃に活路を見出そうとしている点では、片岡も同じ。彼も3打席目以降は全て右方向へ打球が飛んでいた。追っつけて逆方向へという意識を持って打席に入っているのだろう。
西口は好投していたが6回で降板。ヒットを打った打席での走塁で太もも裏に張りを感じたらしい。7回は誰が投げるのか、おそらく星野か長田になるだろうと思いきや、昨日のタイガース戦で本塁打を打たれている許銘傑がマウンドへ。試合後の情報によると、長田にアクシデント発生で抹消されるとのこと。1軍に復帰して好投をしていただけに残念。これで明後日のライオンズの先発投手は決まったも同然か。(涌井ではありませんよ)
明日のベイスターズの先発は、元ライオンズの左投手らしい。ライオンズには一緒にプレーした選手も数多くいるが、意識過剰になって空回りなんてことのないように。