延長11回、代打・平尾の適時打が決勝点に!


本日のライオンズ戦の結果(阪神甲子園球場)の結果


交流戦】vs.阪神タイガース戦第1回戦 ライオンズ1勝


試合開始:14:05 試合終了:17:39 試合時間:3時間34分 観衆:46,847人


Tigers 1−2 Lions 【延長11回】


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)帆足(9)〜グラマン(1)〜岡本篤(1)
(T)メッセンジャー(6)〜榎田(2)〜藤川(1)〜小林宏(1 2/3)〜小嶋(1/3)


勝利投手:グラマン1勝1S セーブ:岡本篤1敗4S 敗戦投手:小林宏2敗


本塁打
(L)フェルナンデス6号ソロ(メッセンジャー)


生まれて初めての甲子園での現地応援。行きの新幹線では米原を過ぎたあたりから雨が降り始め、途中で横殴りの降りにもなった。新大阪に着いて小康状態だったが、地下鉄に乗り換えたら土砂降りに。なんばパークスで寄り道をしたのだけど、強い降りのまま。一応試合開始の頃には天候回復の予報は出ていたのだけど… 


試合開始2時間半前の11時半頃にピタッと雨がやみ、甲子園へ移動。球場に着いてからは全く雨に降られず、逆に試合開始後には日が射してきて、試合の終盤には西日をまともに浴びて、クソ暑いくらいだった。



前日所沢で打線爆発した打ち疲れ?の反動が来るかなぁと思ったら、その通りの展開になった。3回から5回は得点圏までランナーを進めながら点が取れず。6回にようやくホセ(フェルナンデス)のソロで先制できた。


タイガース先発のメッセンジャーは球数が多く、決していいわけではなかったと思うけど、打ちあぐねた。


タイガースは7回以降、良い投手から順番に出してきたおかげで、ライオンズは勝ち越し点を奪えず。


タイガースの打線は、1か月前のウチよりも重症な感じ。先頭打者を7回も出したのに、そのイニングで1点もとれず。しかも、先頭打者がシングルヒットまたは四死球で出塁した5イニング全てで、次の打者が併殺打を打つという、ライオンズにとっては非常にラッキーな形で抑えることができた。帆足の「内野ゴロを打たせる」持ち味の投球が出来ていたこともあるのかもしれないが。


1−1の同点で迎えた9回も1死満塁のピンチがあったが、新井兄弟が凡退して延長戦に突入。ライオンズにとってはこの場面が一番ヤバかった。タイガースファンはサヨナラ勝ちになることを確信して、みんな風船を打ち上げる準備万端だったのに、結局点がとれずにガックリきて風船を手放すことに… ライオンズファンの立場では、爽快感たっぷりだった。


榎田、藤川が投げた後の延長戦は、必ず得点のチャンスが来ると思っていたら、延長11回2死1,3塁の場面で、代打登場の平尾がきっちりとレフト前適時打を打ち仕事をしてくれた。何球もファウルで粘っての好結果。扇風機と化しているどこかの4番打者にも見習って欲しいものですが…


延長戦は勝率が非常に悪いライオンズが、しかも日本一完全アウェーの環境での甲子園で勝てたのは非常に大きかった。中継ぎもイニングの頭から投げたら、大崩れはしなかったね、やっぱり。


先発の帆足も相手の先発投手とは対照的にリズム良く、球数も非常に少なかったので、出来れば勝ちがつく展開にして欲しかった。タイガースの唯一の得点になった挟殺プレー間の得点は、ライオンズサイドの完全なミス。2死なのだから、3塁走者が本塁へ突入しようとした時点で、三本間を挟まないと。2死ということは、3塁走者を殺せば、1塁走者がどこまで進もうと関係ないのだから。


初の甲子園、勝利で飾れて、気持ちよく東京へ帰ることが出来た。日帰りということと、強い日差しを浴びたことで、身体は疲れたけれど、帰りの新幹線で休んだので少し疲れはとれた。



札幌、福岡以上の完全アウェーの環境、7回裏攻撃前の耳をつんざくような風船飛ばし、いろいろと経験をさせてもらって良かった。帰りの夕食は時間の関係で、テイクアウトのお好み焼きになってしまったのが残念だったけど、今後土日の連戦で甲子園遠征が組まれることがあれば、じっくり食べる方を堪能したいと思う。



最後にタイガースラッキーセブン前の恒例の儀式の写真を↓



(後日動画も載せられれば…)