■

本日のライオンズ戦(千葉マリンスタジアム)結果

vs.千葉ロッテマリーンズ戦第５回戦　ライオンズ１勝４敗

千葉ロッテマリーンズ　７−１　西武ライオンズ●

勝利投手：小林宏３勝２敗　セーブ：山崎健１Ｓ　敗戦投手：石井貴１勝３敗

ライオンズが伝統的にやってきた相手のお株を奪う野球を、今年はマリーンズにやられている。もちろん今日も。
最も顕著に現れていたのが４回裏のマリーンズの攻撃。１死３塁から今江が初球スクイズ。これで一旦はランナーがいなくなったのだが、その後、小坂がヒットで出塁→ライオンズ先発の石井貴が塁上の走者を気にしながらの投球で連打を食らう→追加点を奪われるという展開になった。マリーンズが昨年と違うのは、相手のミスに乗じて確実に点を取れるようになった点、一度チャンスを潰しても再度チャンスを作り直して得点できるようになった点である。８回にはライオンズにとって致命的な３点を失ったのだけど、この時はマリーンズの各打者が初球を狙い撃って連打になった。ライオンズバッテリーの初球の入り方に隙があったのではないか。昨年まではライオンズがこのような「きっちりした」野球を相手に対してやっていたのだけど、逆にやられてしまうと何かどうにも太刀打ちできないような気分になってしまう。マリーンズは薮田が左足に打球を受けて交代する場面があったのだけど、故障者があまり出ずに現有戦力で戦える状態が続けば、秋になってもいい位置につけられるのではないか。もともと投手力はいいものを持っているし。マリサポも相変わらず勢いあるし。
ライオンズにとって勝つチャンスが全くなかったわけではない。石井貴が降板後、中継ぎでゲンさん(芝崎)と星野が追加点を許さずに終盤まで試合が運んで、ライオンズに流れが来かけていたのだけど、打線があと一歩及ばなかった。６回のナカジ(中島)の打球が併殺になっていなければとも考えたくなる…
今回のマリーンズ３連戦も負け越し。４月は３連戦の勝ち越しが僅かに１度のみ(4/8〜10のホークス戦)。これでは借金が膨らむ一方。明日は大沼で３タテを阻止しなくては。ジャイアンツ戦の視聴率が思うように数字がとれず、「交流戦頼み」などと書かれていたが、ライオンズの借金返済も同じく「交流戦頼み」になってしまうのか。