本日のライオンズ戦(インボイスSEIBUドーム)結果

vs.千葉ロッテマリーンズ戦第18回戦 ライオンズ7勝11敗

西武ライオンズ 6−4 千葉ロッテマリーンズ

勝利投手:宮越4勝1敗 セーブ:豊田3勝1敗18S 敗戦投手:黒木1勝1敗

本塁打
(ラ)中村20号満塁、カブレラ36号ソロ、和田26号ソロ(黒木)
(マ)大塚6号ソロ、堀5号ソロ(帆足)

今日の試合を振り返ると、昨年のPO第1S第3戦と似た展開だったなぁと感じた。満塁本塁打の後で一度追いつかれた点と、最終回に豊田が抑えたどうかかという点を除いて。
先発・帆足の出来はまたも良くなかった。内角と外角の球の出し入れが全く出来ず、高低という点では高めへ抜ける球が多かった。大塚に打たれた本塁打は外角を狙ったスライダーがやや真ん中よりに入ったもので、堀に打たれたのも同じコースへの直球で、どちらのケースも球が高かった。ここ最近は調子のいい時と悪い時がはっきりしている。3本柱として頑張ってもらわなきゃいけないのだから、悪い時には悪い時なりの工夫が投球に欲しい。
2番手以降の投手はいずれも安定していた。宮越は帆足の後を継いで、3回1/3を無安打投球。外野フェンスギリギリへ飛ばされる打球が多かったけど、打者からボールの出所が見にくいことと気合いでうまく乗り切れたのではないかな。これだけいい投球されると、どのポジション(先発なのか、あるいは先発が序盤KO時の中継ぎ)で使うか迷ってしまうだろうね、伊東監督他首脳陣は。最後の豊田も100%とはいかないかもしれないけど、安心して最終回を任せられるまでに戻ってきた。PO進出争いの大事な時期に調子を戻してきてくれたことはチームにとって非常に×2大きい。
打線は本塁打による得点のみだったが、今の時期はとにかく相手より1点でも多くとりさえすれば、点の取り方の内容に関しては問題にすることはないと思う。ジョニー(黒木)からの本塁打は、おかわり君(中村)とカブレラがほぼ真ん中付近へ入る甘いカーブ、ベンちゃん(和田)はストレートを捕えたものだった。いずれも甘い球をミスショットすることなく振り抜いた。3人とも今日の一打をきっかけに上昇カーブを描いてくれればいいのだけど、おかわり君が守備で途中退場。心配だ。
今日からトモアキ(佐藤)が復帰。相手投手の球に差し込まれる場面が多く、4タコだったけれど、1軍の試合に出続けることによって、少しずつ1軍での試合勘を取り戻せるのではないかな。
マリーンズ相手に1勝1敗で終わったが、昨日も今日も中盤以降は打線が沈黙。特に、今日の2番手・加藤相手には殆ど音無しだった。もし先発投手がジョニーではなく加藤だったらと思うと、ぞっとする。もしPOで対戦することになれば、おそらく今日のような状況で登板してくると思われる。マリーンズには好投手が多いけれど、1人でも苦手投手を減らしておかないと苦しいのではないかと、不安感を覚えた。
来週の平日の試合は火曜日のイーグルス戦(仙台)のみ。ダイスケ(松坂)のバースデー登板が予想される。岩隈との投げ合いで緊迫した試合になると思うけれど、ダイスケには無駄な失点を与えないような投球、そして自身の勝ち星が負け数を上回ることを期待したい。

今夜は衆院選の開票速報を見るので、これから少しだけ昼寝です。(17:18)