本日のライオンズ戦(札幌ドーム)結果

vs.北海道日本ハムファイターズ戦第2回戦 ライオンズ1勝1敗

北海道日本ハムファイターズ 12―7 ●西武ライオンズ

勝利投手:正田1勝 敗戦投手:涌井1敗
本塁打
(ラ)カブレラ1号2ラン(正田)
(フ)高橋信2号満塁(涌井) 木元1号2ラン(長田) 小笠原1号ソロ(正津)

期待していた涌井がプロの洗礼を浴びる結果になってしまった。1回はあっさりと三者凡退、2回はピンチを招くも無失点に抑えたのだが、3回に捕まった。分かれ目は1死1,2塁からの暴投で走者を進めてしまった所か。ここから連打を浴びて、最後に満塁弾を打たれてとどめを刺された。3回途中で7失点という結果には終わったけれど、四球を連発して崩れたわけではない。プロに入って大量失点を食らった経験がなかった涌井にとっては、どの程度のキレの球をどこに投げると打たれるかを体験できたことが今後の糧になるのではないかと思う。監督も先発のチャンスを再度与えると話していたのだから、次回の登板で今回打たれた経験を生かせれば良いのではないかな。
涌井降板後、中継ぎ陣がファイターズ打線の勢いを止めねばならなかったが、火に油を注ぐ状況を作ったのが2番手の長田だった。こちらは涌井とは違って、四球を出した後に打たれて失点。中盤以降ライオンズが追い上げていったのだが、結果的には、長田が失った3点が最後まで響いてしまった。開幕2戦目の時もそうだったが、とにかく肝心な所で無駄な四球を多く出し過ぎ。ストライクを取りに行くとボールが真ん中に吸い寄せられるように行って打たれる。実は、開幕2戦目で北川に3ラン打たれた時、打たれっぷりを見て頭に来ていたんだ。彼は昨年の日本シリーズ第3戦で谷繁に満塁本塁打を浴びたのだけど、その時の失敗をまた犯してしまった。同じ失敗を繰り返していたら、プロの世界では飯食っていけないんでないの。
今日はファイターズが13安打で12点。一方のライオンズは15安打で7点。ライオンズにとっては、ホームランの威力をまざまざと見せ付けられた試合になってしまった。ファイターズ打線も今日で完全にお目覚めのようだし、明日の貴さん(石井貴)は抑えるのに苦労するかもしれないな。