外崎の四球のみでしか出塁することが出来ず、オリックス先発の山本にノーヒットノーラン達成を許す

 

本日のライオンズ戦(ベルーナドーム)の結果

 

vs.オリックスバファローズ戦第11回戦 ライオンズ5勝6敗

 

試合開始:14:00 試合終了:16:45 試合時間:2時間45分 観衆:16,075人

 

ライオンズ 0-2 オリックス 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Bs)山本(9)
(L)平井(5)~本田(1 1/3)~佐々木(2/3)~水上(1)~ボー・タカハシ(1)

 

勝利投手:山本7勝3敗  敗戦投手:平井3勝4敗

 

本塁打なし

 

ライオンズが苦手にしている山本由伸がオリックスの先発だったわけですが、ライオンズ打線の1回り目はほぼ9割方ストレート、たまにスプリットという投球の組み立てでした。2回り目以降に120キロ台のカーブを交えられると手が付けられないなと思っていたので、1回り目の段階でどうにかしておきたかったのですが。最終的に記録を達成させたのは、ストレート中心の配球だった間にHのランプを点灯させられなかったからですね。追い込まれると厳しいので、ファーストストライクから打っていくのは間違いではないのですが、ファウルで逃げることもほとんど出来ず淡泊な攻撃に見えてしまいました。今日の試合で粘りを見せたのは、2打席目の平沼だけでしたね。結果は三振でしたが、10球投げさせただけで十分でした。


守りの方ですが、8回の2点目は防げたのではと思います。マッカーシーの打球が左中間を抜けてフェンスまで到達しましたが、3塁まで打者走者を進めさせてはいけません。2塁で止められていれば、中川圭太の右飛は犠飛にならなかったわけで。2点目は山本由伸にとってノーヒッターに向けた栄養剤になったでしょうね。


ノーヒットノーランをライオンズの投手がやったのは8年前に見ましたが、まさか目の前でやられる所を見ることになるとは思いませんでした。先月、福岡でホークスの東浜にやられて以来、2か月連続、1シーズンで2度目です。試合後にネット記事を調べたら、同一シーズン複数回のノーヒットノーランは、1971年8月、9月の西鉄ライオンズ(当時)以来だとか。約半世紀前に前身の球団がやられていたんですね。当時は黒い霧事件の直後でチームが弱体化していた時代でしたが。

 

ライオンズに限らず、NPB全体が投高打低の流れになっていて、ノーヒットノーラン完全試合が最近にない頻度で達成されています。真夏の暑い時期になるとどうでしょうか。ドーム球場が多いので、試合中は屋外球場より快適にプレーできる球場も多いですが。


今日の試合は完璧に抑えられましたが、一番やりそうな投手にやられたので、さっと切り替えて明日の試合に臨めるでしょう。明日の相手の先発投手も決して得意にしているわけではないですが(どちらかというと苦しめられている)。

 

ちなみに8年前に見たノーヒットノーラン達成の試合の写真をプレイバック。達成した投手は、その後FA権を行使し、今は生まれ故郷の地方のチームに所属して現役を続けています。

 

試合前には昨日から発売になったチキンケバブ丼を食しました。交流戦の時期に比べて客入りがかなり少なかったので、購入列も非常に短く、簡単に手に入れることが出来ました。