両チーム合わせて16投手をつぎ込む乱戦も勝利を手にできず引き分け

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本日のライオンズ戦(メットライフドーム)の結果

 

vs.オリックスバファローズ戦第8回戦 ライオンズ2勝5敗1分

 

試合開始:14:00 試合終了:17:58 試合時間:3時間58分 観衆:11,592人

 

ライオンズ 6-6 オリックス 【9回終了時規定により引き分け】 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Bs)竹安(4 1/3)~金田(2/3)~阿部(1)~K-鈴木(1)~村西(2/3)~山田(1/3)~能見(1)
(L)上間(4)~佐野(1)~伊藤(2/3)~武隈(1/3)~平良(1)~宮川(0/3)~小川(1)~ギャレット(0/3)~森脇(1)


本塁打
(Bs)吉田正7号ソロ(上間)、ロメロ1号2ラン(小川)

 

両チーム合わせて16投手が出てきて、残塁も両チームとも2桁あれば、長い試合になって当然ですね。いろいろなことが起こりすぎました。

 

先発の上間は立ち上がりからうまく制球できず、低めへ外角へ外れる球が多かったです。自滅ではなく、ヒットを重ねられて失点するケースがこれまでは多かったですが、今日は加えて制球に苦しんだので、長いイニングもちませんでした。初回で32球も投げたので、よく4回まで引っ張れたなという印象です。この出来であれば来週の先発はないだろうと思ったのですが、試合の終盤でアクシデントが起きてしまったのでねぇ・・・。


初回に2点を先制されたものの、直後に森友哉犠飛で、2回には愛斗の適時打で簡単に追いつきました。3回に吉田正のソロで勝ち越しを許し、5回にも先発・上間の後に2番手として登板した佐野がまたも吉田正に適時打を打たれて2-4とスコアで離されかけました。しかし、昨日書いたようにライオンズ打線は底を脱して、一時期のような点がなかなか取れない状況からは脱していて、5回に森友哉とおかわりさん(中村)の連続ヒットで無死2、3塁のチャンスを作った後、呉念庭の適時打、愛斗の今日2本目となる適時打で一気に逆転。開幕当初には1軍にはいなかった2人が下位打線で得点につなげたのが大きいですね。9番を打っている山田も含めて、1軍の試合にスタメンとして出場を続ける中で、だいぶ1軍(の投手に)慣れしてきたように思います。元のレギュラー組が戻ってきたときに簡単にポジションを奪い取られないように頑張ってもらえれば。


投手陣ですが、逆転した後の6回、伊藤がピンチを作り、さらに武隈が四球を出して満塁のピンチを招くもなんとか無失点で切り抜けました。武隈もここ何年か勤続疲労もたたってか本来の投球が出来ない時期が続きましたが、ベストの状態とは言わないまでも復活の兆しは見えるように思いました。


今日、ストッパーを務める増田が登録抹消されたので、残された勝ちパターンの2人(ギャレット、平良)の使い方が勝利に向けた鍵になるのですが、相手のクリーンアップに回るイニングでぶつける作戦。まず、7回は吉田正からの打順で平良が登板。杉本に初球をレフトにはじき返されましたが、危なげなく1イニング無失点。9回にもう一度クリーンアップに回るので、9回はギャレットだろうという想像はついたのですが、8回は誰を投げさせるか・・・。


7回裏の攻撃が始まってから、宮川がブルペン投球を開始。自分の周りはざわざわしていましたね。自分も宮川が8回に出てくるとしたら不安しかありませんでしたが。7回裏に1点でも入っていれば多少は違ったでしょうが、無得点で2点差のまま8回表へ。


8回はブルペンを眺めて想定したとおり、宮川が登板。マウンドで投球練習をするや否や、2人の投手(小川、森脇)が投球練習を開始。宮川に対する信頼感が全くないことが露呈されました。まあ、相手が代打を出してくることを想定していたこともあるとは思いますが。


宮川が先頭の紅林にライト前ヒットを打たれた後、若月のところに代打・T-岡田を出してきたところで、左の小川にスイッチ。今日が復帰登板でした。こちらが左投手を出せば、向こうも代打の代打で右を出してくるということで、ロメロが登場。オリックスに復帰してからまだヒットが出ていなかったのですが、レフトスタンド上段へ運ばれて、同点に。その後も相手打者の左右に関係なく続投させたので、それならイニング頭から投げさせれば良かったのではと思いますが・・・。


8回裏に得点できず、6-6の同点のまま9回へ。ビハインドではないので、暫定守護神のギャレットが予定通り登板。7回と同様に吉田正からの打順だったのですが、先頭の吉田正の打球を左膝に受けてしまい、打者1人だけで降板。普通に1イニング投げてくれると信じていたのに、アクシデントで1つもアウトがとれずに降板。復帰後いきなり連投となる森脇を今日9人目の投手として投入。1塁走者を暴投で2進させ、杉本のライト前ヒットで無死1、3塁。1塁走者が盗塁して無死2、3塁と勝ち越しの大ピンチ。しかし、モヤを浅い左飛にとり1死。続くジョーンズを申告敬遠し、紅林を一ゴロ併殺(3→2→3)として無失点で切り抜けました。ストレートのキレはまだまだのように思いましたが、フォークボールは連投の割には良かったと思います。


それにしても打球を受けてしまったギャレットの状態が心配です。離脱になると、平良をストッパー起用するしかなくなるので、勝ちパターンで投げさせる投手が足りません。先発で結果を残せず一時的に中継ぎに回していた松本を今週末から先発に戻すという話も出ていましたが、そんなことは言っていられなくなりました。ショートイニングであれば、制球を乱しさえしなければ、ストレートの勢いだけでも抑えられる気配はあったので、ギャレットの状態次第では、松本を勝ちパターンに組み込むことを考えなきゃいけないでしょう。そうしないと勝ちパターン継投が回りません。


大ピンチを防いで負けがなくなった9回裏にサヨナラまで持って行って欲しかったですが、3塁まで走者を進めながら、最後は源田が二ゴロに打ち取られて終了。一塁へのヘッドスライディングのタイミングが微妙だったのでリクエスト要求をしましたが、判定通りアウトで試合終了。9回で終わりというルールにしては長い4時間近いゲームでした。


今日は勝っておかなくてはいけない試合でしたが、勝ちきれませんでした。明日は向こうは山本由伸が先発。今年3度目の対戦になります。開幕戦のように内野陣のエラーは期待できないですが、打線の状態は上がってきているので、今の状態でどこまで苦しめられるか。うちの先発の今井が自滅しなければ勝負は出来るだろうと思っています。今井には出来るだけ長いイニングを投げられてほしいです。中継ぎ陣が複数人欠けてしまったので。

 

試合前の昼食は事前のスマ弁予約を使ってこれにしました。夕飯にしては軽そうなメニューだと思ったので、デーゲームの日にということで、今日にしました。神田川俊郎先生が御存命のままであれば、来年も引き続き・・・と球団は考えていたかもしれませんが。ご冥福をお祈りいたします。

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試合後は、今年のライオンズフェスティバルのユニ発表。前振りが長かったのでだいぶ待たされてのユニの発表。ユニのモデルとしては、チームのキャプテン、選手会長、平良さまの3名が出てきました。4時間近いゲームで勝てなかった試合の後で大変だなあと思いました。こんなク●ユニのために引きずり出されて

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SDGsというコンセプト自体は今のご時世には合っていると思うのですが、それをモチーフにしたユニのデザインが個人的にはちょっと・・・。期待外れでしたね。ユニのデザインもですが、そもそも最初に吉本が絡むことを聞いてアレルギー反応(爆)  吉本がらみといえば、引退セレモニーの時にセグウェイ乗り回してドームの芝生を荒らして立ち去った奴が監督やっているチームに、監督をはじめとして関係者がいろいろいますが、3試合入っていますね。

 

ユニ配布の日もきっとある(週末も1回はあると思われる)のでしょうが、積極的に現地に行って、配布ユニをもらいたいという気持ちにはなれませんでした。個人的には最悪なイメージしか残っていない黄色ユニとどっこいどっこい。

 

フラッグだけそれっぽい色のモノを振るかどうかも微妙、ユニは地の色を考慮して今のビジユニでいいかなと思いました。