12-4で勝利、マジック対象のホークスが敗れて、2年連続23回目のリーグ優勝!

 

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本日のライオンズ戦の結果(ZOZOマリンスタジアム)の結果

 

vs.千葉ロッテマリーンズ戦第25回戦 ライオンズ16勝8敗1分

 

試合開始:18:16 試合終了:21:54 試合時間:3時間38分 観衆:30,335人

 

マリーンズ 4-12 ライオンズ 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)ニール(6)~平良(2/3)~小川(2/3)~平井(2/3)~増田(1)
(M)二木(1 2/3)~涌井(4 1/3)~東條(2/3)~チェン(1/3)~岩下(1)~益田(1)

 

勝利投手:ニール12勝1敗  敗戦投手:二木7勝10敗

 

本塁打
(L)山川43号2ラン(涌井)

 

リーグ優勝が決まる可能性がある試合(試合開始時にM1で迎えた試合、試合途中でM1になった試合)に現地参戦したのは過去5回。いずれも試合に敗れ、リーグ優勝の胴上げを見届けることが出来ませんでした。


昨日の仙台で勝利し、優勝へのマジックは2。マジック対象チームの敗戦という他力が必要ではありますが、今日が6度目の挑戦。ただM1で試合開始を迎えるわけではないので、ライオンズがまずは勝つことだけを考えて、スタジアムに向かいました。


出張先からの直帰で向かったので、海浜幕張駅には試合開始直前に着きました。コンビニに寄り、チケットを引き取って、入場ゲートに到着したのは2回表の攻撃中。とりあえず、攻撃が終わるまではスタンドには入らず、トイレで球場用正装にでも着替えて待とうと思っていたら、クリ(栗山)の先制適時打が飛び出し、打者走者が2塁に進んだプレーに対してリクエスト。しばらく試合が止まるので、この隙にスタンドへ突入。某ツイートで、試合開始1時間前にはレフトビジターエリアは満員という書き込みを見ていたので驚きはしませんでしたが、火曜ナイターにも関わらず、週末以上のパンパンな埋まり方でした。外野に入りきれず、やむなく3塁側内野自由の2階席の一番ポール際のエリアに入り、レフトビジターエリア同様立って応援するライオンズファンが多数。マリーンズも今日がホーム最終戦かつシーズン最終戦だったこともあり、異様な盛り上がりでした。

 

 
先制点の後も、金子侑の適時打に、得点圏打率がお世辞にも高いとはいえない秋山が右中間を破る走者一掃の適時3塁打で、計5点。序盤から完全にライオンズの流れになりました。

 

マリーンズは2回途中で先発の二木を諦め、2番手として数日前から1軍登録されベンチ入りしている涌井を投入してきました。1軍の先発として勝てないから、長い間2軍にいたわけで、ライオンズ打線は容赦なく襲いかかり、3回には外崎のセンター前ヒットの後、アグー(山川)に久々の本塁打(43号)が飛び出して、7-0。ライオンズの一方的なペースになりました。


こういう展開になれば、先発のニールは楽に投げられるはずなのですが、今日は特に3回と4回あたりは全体的に球が浮いていました。下位打線のレアードと藤岡は特にタイミングが合っていましたね。5回からは本来の低めに集める投球ができ、最終的には6回3失点でした。マリーンズ相手だからこの程度で収まりましたが、ホークスやイーグルスあたりと対戦していれば、今日のような投球では危なかったと思います。


ライオンズはなかなか追加点が奪えませんでしたが、6回に秋山が今日2本目となる適時打で1点を追加し、7回にはまたまた秋山が今度は押し出し四球を選び、四球となったボールを捕手が後逸している間に3塁走者だけでなく2塁走者まで生還。打者走者の秋山もその間に2塁を陥れようとすると、マリーンズは2塁へ送球。この送球を外野方向へ逸らしている間に、1塁走者が本塁生還、打者走者が3塁まで行くという、相手のミスのオンパレードで一気に3点を追加しました。さすがにこうなれば、中継ぎ投手が少々点を取られようと、大丈夫な展開でした。


マジック対象チームのホークスは1点を先制し、中盤までリードしていました。ただ先制点を奪った後のチャンスをモノにできなかったこともあり、6回裏にウィーラーの2ランが飛び出して、イーグルスが逆転。逆転したのをマリンのライオンズが知った時には大盛り上がりでしたね。マリンはライオンズが一方的な展開、ということはあとは仙台次第という状況でしたので。


先発のニールが降板し、あとは今シーズン終盤の勝ちパターンの継投。相手打者の左右に合わせて投手継投し、平良、小川、平井が2/3イニングずつ。平井がヒット2本で1点取られましたが、シーズン81試合目の登板ですからね。競った展開でもないので、いいです。


確か8回の表だったか裏だったかは忘れましたが、仙台でイーグルスがホークスに勝ち、レフトスタンド後方のビジョンにほぼ常時表示されている他球場経過の数字が黄色に変わった瞬間、この時点で一番の盛り上がりでした。これでM1。あとはライオンズがしっかり勝ち切るのみ。

 

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9回は8点リードでしたが、胴上げ投手というのもあって、ストッパーの増田が登板。監督も今年初めて?マウンドに出向き、声をかけていました。

 

マリーンズの1~3番を三者凡退に抑えて、ゲームセット。歓喜の瞬間を迎えました!!

 

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最初にも書きましたが、自分にとってリーグ優勝を現地で見届けることへの挑戦は今日が6回目。過去の5回は4回が試合開始時からM1、残り1回が試合途中でM1になる今日と同様の展開でした。しかしいずれもライオンズが敗れて、夢かなわず。この5回の最初が実は今から17年前の9月20、21日の千葉マリンスタジアムでした。今日と同じ場所です。あの時はM1になってから金縛りにあったように打てなくなり、1-6、0-4と連敗。0-4で負けた日の夜にマジック対象チームが引き分けて、当時のライオンズの宿泊先だった幕張プリンスホテルでの胴上げだったことを、つい最近起きたことのように思い出しました。


あれからチームは日本一、アジア一を経験する一方、3年連続Bクラスになるなど、いい時も悪い時もいろいろと経験してきました。


今日の勝利でリーグ2連覇達成。1997年、98年の東尾監督以来の連覇です。これまでライオンズはFAやポスティングで数多くの選手がチームを離れ、その度に厳しい状況に追い込まれながら戦ってきました。

 

野手が抜けた時より投手が抜けた時の方が厳しい戦いになる。松坂大輔メジャーリーグに向けて旅立った翌年(2007年)に、チームは26年ぶりのBクラスに転落したことが象徴しています。


昨オフに、ライオンズのエースだった菊池雄星アメリカへ。それだけでなく主力野手が2人FAで抜けました。野手の穴はどうにか埋められるだろうと思っていましたが、先発投手の穴が昨年は1軍で(あまり)投げていなかった面々で埋め合わせできるとは夢にも思いませんでした。


チームは勝率5割から貯金3前後をうろうろする日々が続きましたが、貯金の壁を突破すると、一気に連勝で貯金も急激に増えていきました。そして、今日の勝利でシーズン80勝目。今年はリーグ全体が混戦状態だったので、優勝ラインが下がって、80勝てれば優勝かなと思ってはいましたが、まさかライオンズがそこに到達できるとは思いませんでした。

 

これで昨年と同じところまではやってきました。ここからが2019年のライオンズにとってのチャレンジです。2位はホークス、3位はイーグルスに決まりました。CSのファイナルで当たる場合、どちらが勝ち上がってもシーズンでは負け越したチーム。アドバンテージが1つあるとはいえ、勝ち抜いて日本シリーズに出るためには昨年以上に厳しい戦いを強いられるだろうと覚悟しています。


昨年負けた悔しさと経験を生かして、今年こそまずは日本シリーズの舞台まで進出し、そして本当のてっぺんを取ってもらいたい。今年のシーズン当初から使っているこのゲーフラにはその思いを込めています。

 

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 「日本一 昨年を超えた!」に変えて掲げられる日が約1か月後にくることを願って。

 

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万が一ということで、2位になった場合を想定して、ファイナルステージの期間の福岡のホテルを確保していましたが、優勝決定に伴い、全てキャンセルしました。遠征費は浮きますが、そのうちの一部は優勝記念グッズに消える…