プロ野球史上20年ぶりの日没コールドゲームで連勝!

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本日のライオンズ戦の結果(釧路市民球場)の結果

 

vs.北海道日本ハムファイターズ戦第23回戦 ライオンズ12勝11敗

 

試合開始:13:01 試合終了:16:21 試合時間:3時間20分 観衆:11,305人

 

ファイターズ 8-10× ライオンズ○ 【8回表無死攻撃中日没コールド】

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)榎田(3 2/3)~伊藤(1)~野田(1)~平良(1 1/3)
(F)村田(2 1/3)~井口(2/3)~西村(1)~生田目(1 2/3)~玉井(1 1/3)~石川直(0/3)

 

勝利投手:野田2勝  セーブ:平良1敗1S  敗戦投手:生田目1敗

 

本塁打
(L)中村24号2ラン(村田)、25号3ラン(西村)、森18号ソロ(石川直)
(F)西川5号ソロ(野田)

 

初回、秋山と源田がともにあっさり一ゴロで2死。今日は昨日と違って初回で先制点を取れないのかなと思っていたら、森友哉が二塁への内野安打で出塁し、おかわりさん(中村)が左中間への2ラン。昨日の試合は見ていたわけではありませんでしたが、打球が上に上がってからのびたように思います。おかわりさんは、3-3の同点で迎えた4回の打席で、センターバックスクリーン方向への勝ち越し3ランを放ち、今日だけで5打点。打点トップを走るアグー(山川)に4打点差に迫りました。レギュラーシーズン終了まで故障することなく出場を続ければ、逆転打点王の可能性は高いような気がします。アグーと2人で競い合うような展開になれば、おのずとチーム成績も上がっていくと思います。


初回に2点、2回に1点を取り、ライオンズが主導権を握る展開にしなくてはいけないのですが、先発の榎田の状態がダメでした。先頭打者への四球、得点圏に走者を進めてからの四球。四球絡みで崩れてしまいました。味方が点を取っても、その直後に失点してはリズムは生まれません。これだけ点を取ってもらっているのに、結局は4回持たずに降板。今シーズンはずっとこんな感じでしょうね。


2番手であがった伊藤は最初のイニングは神的な反射神経で捕球し抑えましたが、2イニング目は先頭の清宮に2塁打を打たれてピンチを作り2失点。野田も同様にイニング跨ぎした後で失点。2人とも最初のイニングはピンチを失点せずに切り抜けたので、その点は良かったと思います。


序盤から中盤にかけてはシーソーゲームでした。ちょうど5回表の攻撃が始まるあたりから雨が強まり始め、5回で試合成立して終了になる可能性もあり、リードしているライオンズはサクサク攻撃を終了。5回裏も無失点であればよかったのですが、今日初めてリードを許してしまいました。ただ直後の6回表に、おかわりさんの内野安打間の守備のミスとクリ(栗山)の適時2塁打で再逆転。6回裏までリードした状態で終わり、これでいつ終わっても大丈夫な状況になりました。


今日は試合開始から弱い雨が降り、一時強くなった時間帯もあったのですが、空には厚い雲がかかる空模様。昨日の晴天時のような明るさはもちろんありません。自分はライトスタンドにいましたが、6回くらいからだったか、だんだんとフライ性の打球がどこに飛んだのか見えにくい状況になっていきました。試合の中盤までバックネット裏の記者席で煌々とついていた電気を6回に消灯させましたし、7回裏の攻撃時にはライトの木村が打球を見失っていましたし、8回表の森友哉本塁打もセンターの西川がどの方向にどれくらいの距離の打球だかわからず、打球が落ちてきた時にようやく見えたというような状況でした。そして、8回表無死で森友哉がバックスクリーンに入るソロ本塁打を放った後、4人の審判団が協議。

 

その結果、プロ野球では20年ぶりになる「日没コールド」による決着。今日のチケットは2,200円と、地方球場の外野にしては金額が高かったですが、プロ野球の歴史に残る出来事を現地で目撃できたことを考えると、2,200円でも安いと感じる金額です。いやあ、今回の遠征に帯同しなかった仲間への自慢話の格好のネタになるでしょう。まさか、自分が生きている間に「日没コールド」を現地体験できるとは…

 

まあここで打ち切ってもらって良かったと思います。このまま続けていたら、降雨コールドというよくあるパターンでの決着になるだけでしたから。

 

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ボールがだんだん見えにくくなってきて、もういっそのことコールドにしてしまえという強い思いから、7回裏終了後にアカペラで炭坑節の大合唱が始まったり、得点シーンではまるでサッカーの試合のゴール裏のような雰囲気になったり… 地方開催の試合でしか出来ないなんでもアリの応援ができて楽しかったです。

明日は場所を帯広の森野球場に移しての3連戦の3戦目。ホークスが雨天中止で試合を行っていない間に、今日時点でホークスと2.5ゲーム差。今週末のホークス3連戦がレギュラーシーズンの順位を占う非常に重要な3連戦になりそうです。

 

札幌ドームでの試合ではありませんが、札幌と同様、ビジター側は1塁側なので、ライトスタンドでの参戦。

 

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釧路での日没コールド後、帯広へレンタカーで移動。途中、ワイパーをマックス稼働しても前方が見にくいくらいの降雨区間がかなりありましたが、球場出発後、約2時間で帯広市内に到着。そのまま帯広の森野球場にシート貼りに行きました。外野エリアの場外外周は照明がまったくなく真っ暗。警備員に照らしてもらいながら貼りました。我々が到着した時点で、外野自由の入場列用シートはライトポール際からセンターバックスクリーン手前まで貼られていました。レフトとライトの入場列が同一なので、地元民やハムファンが多く貼っていることが想定されますが、ライトスタンドで昨日のような陣形がとれるかどうか少し心配…