8回にヒースが楠本に代打逆転満塁弾を浴び、ハマスタ3連戦負け越し

 

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本日のライオンズ戦の結果(横浜スタジアム)の結果

 

vs.横浜DeNAベイスターズ戦第3回戦 ライオンズ1勝2敗

 

試合開始:13:02 試合終了:16:25 試合時間:3時間23分 観衆:32,111人

 

ベイスターズ 6-4 ライオンズ 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)松本航(5)~平井(2)~ヒース(1)
(YB)上茶谷(5)~三嶋(2)~エスコバー(1)~山﨑(1)

 

勝利投手:エスコバー1勝1敗  セーブ:山﨑1勝1敗10S  敗戦投手:ヒース2敗2S

 

本塁打
(YB)楠本1号満塁(ヒース)

 

両チームの先発投手がともにルーキー・ドラ1でした。


ベイスターズの上茶谷は初めて生で見ましたが、思っていたほどの球威、球の力は感じませんでした。ホークスの甲斐野の好調時の方が上ではないかと思います。パワー系の投手に多い、いわゆる制球がバラバラというほどではないのですが、割とアバウトな感じを受けました。ライオンズ打線は3回までノーヒットでしたが、3つの四球をもらいましたし。


4回に先頭の外崎がセンター前ヒットで出塁し、二盗に成功。4番、5番は連続三振に倒れましたが、ベテランコンビのおかわり(中村)とクリ(栗山)のライト線方向への連続2塁打で2点を奪って逆転に成功。

 

おかわりさんは昨日の3打点に続き、今日も打点をあげました。ハマスタのおかわりさんと言えば、スタンドにポンポン放り込むイメージなのですが、昨日の先制打、今日の同点打のような、右方向への軽打もお見事でした。

 

打線は上茶谷から4回の2点しか奪えずに、5回裏の攻撃で代打が出た関係で、対戦はそこで終了となりました。


もう一方のルーキーの松本航ですが、スコアを見る限りでは割とまとまっていたと言えるような結果だったのですが、正直なところ、よくこの点数(5回2失点)でおさまったなという印象です。先週のマリンでの登板時ほどではなかったのですが、いい当たりの打球を飛ばされていました。


5回までに申告敬遠を除くと3つの四球を出したのですが、ホームベース上でのストレートの伸びがもう少し出れば、ストライクを取ってもらえたのではという投球が何球かありました。球の伸び、キレがあれば、もう少し打者を圧倒するような投球を出来るような気もしますが、どうなのでしょうか。キャンプの時に某他球団のスコアラーが、イーグルスの則本のようなイメージと話していたという記事を見ました。確かに体型は近いのかもしれませんが、球質がそこまでは重くない気がします。これから試合を投げるごとにいろいろな課題にぶつかり、それをどう乗り越え、レベルアップするかですね。


5回裏の失点は防げる失点でした。先頭の代打・乙坂が2塁打で出塁後、続く神里が投手正面へのバント。2塁走者が3塁に行きかけてすぐ2塁に帰塁したので、普通に1塁に送球していれば単なる投ゴロで、1死2塁で試合再開だったのですが… 2塁走者が3塁に向かって走っていないのに、3塁へ送球。捕手からの送球指示はなかったように見えましたが、走者の状況を確認せずに、決めつけというか感覚だけで投げてしまったんですかね。ドラ1なのだから、状況判断くらいはしっかりしてくれないとね。


今日の試合で、松本航を生で見るのは2度目なのですが、私が見る限りでは、見る度に評価が下がっていってしまっています。今までの期待値が高すぎたのでしょうかね。


5回裏、6回表の攻撃時に、投手の打順で代打が出されたので、6回以降はブルペン勝負になりました。

 

ライオンズは6回に、松本航の代打・メヒアの犠飛で1点を勝ち越し、8回には平井の代打・岡田がセカンド後方へしぶとく落とすヒットで1点を追加しました。7回も先頭の秋山がレフト線への2塁打で出塁し、源田が一発で犠打を決めて、1死3塁のチャンスでクリーンアップに回ったのですが、追加点が奪えず。8回も無死1、2塁のチャンスで、木村がバント失敗、金子侑が中途半端にバットを出した当たりが二飛になった中での加点だったので、7回も1点でいいから取っておきたかった。取るべき時に点が取れないと、後々そのツケが出てしまうんですよね。


8回裏、4-2の2点リードでヒースが登板。2死1塁で柴田に回った所で、「ここで切っておけば、9回に登板する増田にとって楽な打順になる」と思ったら、四球で1、2塁。続く今日途中から出場して2安打の乙坂には、投手前に非常に高く弾む打球を打たれて内野安打で満塁。ツキがなくて嫌な感じがしたのですが、続く代打の楠本に…

 

ファウルで粘られた後の7球目を左中間方向へ飛ばされ… 打球がやや風に乗った感じで、フェン直で同点は覚悟かなと思っていたら、フェンスの上端中央部付近に当たってスタンドイン(満塁本塁打)。

 

これがプロ初本塁打だったそうです。これで2週連続遭遇か、プロ初本塁打満塁本塁打の献上


5年前のハマスタでの交流戦、2014年6月21日。当時ベイスターズのルーキー捕手だった嶺井にプロ初安打となるライトオーバーの2塁打を打たれて、延長10回でサヨナラ負けした試合がありましたが、思い出してしまいました。ライオンズはよくプロ初勝利を1軍経験の浅い投手に献上していますが、プロ初○○献上マシーンと化していますね。今シーズンはあと何回献上するのでしょうか。


満塁弾を打たれたヒースを責める気はありません。開幕前なかなかコンディションが上がらない中、無理に開幕1軍に入れられ、開幕戦でサヨナラ負けとなる失点を喫した翌日に登録抹消。その後、約1か月のファームでの調整を経て、連休突入に合わせて1軍復帰。登板数を重ねていますが、失点したのは地方球場の3試合(大宮、沖縄2試合)のみ。ピンチで無能コーチがマウンドに行った直後に打たれるというのは、今年ライオンズファンの間で噂になっていますが、今日も同じパターンで最悪のグラスラ。2軍で投手コーチをやっているアンパンマンコーチ(杉山賢人コーチ)でも、巡回コーチの清川さんでもどちらでもいいので、1軍のベンチにいる人(ブルペンにいる人ではない)と交換してもらえないですかね。それだけで随分変わる気がしますが。


結局、他の5試合を見ると、キャッシュレス球場にして喜んでいる某球団の1人勝ちになって助かりましたが、セのBクラス球団相手に、ビジター3連戦とはいえ負け越しですか。交流戦は残り12試合。先が思いやられますな。

 

昨日に続いて、ハマスタリニューアル状況の紹介(後編)です。
まずは、関内駅南口を出て、横断歩道を渡って、横浜公園の敷地に入る所で撮影したもの。今オフに本格的に工事を行って、来シーズン開幕前にはレフト側にもウィングシートが出来る予定です。

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ライト側のウィングシートを外からだけですが見てきました。以前は、3塁側内野スタンド→バックネット裏→1塁側内野スタンドと、球場まわりを1周できたのですが、今は再入場とかめんどくさい手続きをしないと通過できなくなったので、レフト7番ゲートを出て、まっすぐライトスタンド方向へ。

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写真中央の螺旋階段が、ウィングシートにつながる階段です。既存のライトスタンドへの入口(8番ゲート)は、写真の奥の方にあります。(ウィングシートとライトスタンドは入口が別)

 

最後に、現在のレフトスタンド後方に設置予定のウィングシートをスタンド内から撮影。

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レフト、ライトの両方にウィングシートができたら、また場内の感じが変わるでしょうね。来年の交流戦(ライオンズ戦)は、ここでは行われませんが。