松田に2本塁打を食らい、連勝は12でストップ、本拠地胴上げならず




本日のライオンズ戦の結果(メットライフドーム)の結果


vs.福岡ソフトバンクホークス戦第24回戦 ライオンズ13勝11敗


試合開始:13:00 試合終了:16:18 試合時間:3時間18分 観衆:31,577人


ライオンズ 1―3 ホークス 


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Sh)ミランダ(7)〜加治屋(1)〜森(1)
(L)今井(6)〜増田(1)〜小川(1/3)〜平井(1 2/3)


勝利投手:ミランダ5勝1敗  セーブ:森2勝4敗35S  敗戦投手:今井5勝5敗


本塁打 
(Sh)松田宣29号2ラン(今井)、30号ソロ(増田)


マジック5でこの3連戦を迎えて、一昨日は8回の秋山の逆転3ラン、昨日は中盤でのおかわり(中村)勝ち越し弾により、連勝。期待通り、マジックを4つ減らして1として、今日勝ちか引き分けで20年ぶりの本拠地胴上げというシチュエーションを作りました。


優勝に王手がかかっているので、駐車場は各局の車がスタンバイ。開門直後、約5分でレフトスタンドはパンパンに埋まり、開門15分後くらいだったか、我々の居場所のすぐ近くにライオンズチャンネル(テレ玉)のアシスタントの青木英李さんが来るという、イレギュラーなことが続きました。


もうかれこれ約30年ライオンズの応援をしてきた私も、リーグ優勝だけは現地で立ち会ったことがありません。今日が5度目の挑戦。是非とも現地で関係者と喜びを分かち合いたいので、昨日試合から帰ってから、慌ててゲーフラを作りました。既存のものの裏にテープを貼り付けて作ったので、裏の字が透けていますが…


さて試合なのですが、先発の今井が毎回のようにランナーを出して、球数を要しながらも序盤は無失点投球。3回2死満塁の場面で、右手の親指の爪の付け根から出血が見られたようでしたが、治療後、デスパイネをライトフライに打ち取ってピンチ脱出。帰ってから映像を見たら、ユニフォーム(右太腿付近)に血痕が多数ついていました。よくあれで投げられたなと思います。試合序盤からブルペンでは、昇格したばかりの十亀が割と強めの球を投げて準備していたのですが、あれが出てきていたらと思うと…


打線も、前回の所沢の対戦でKOしてやったミランダをなかなか攻略できず。3回に金子侑の四球と、源田のレフト前への詰まったヒットで2,3塁のチャンスを作り、浅村の遊ゴロの間に1点を先制。今日の試合でミランダ相手に作った最大のチャンスだったので、アグー(山川)以降でつないで、更に1、2点取れていれば、試合を優位に運べたかもしれません。


1点を先制した直後の4回表1死2塁で、9年ぶりという9番での出場となった松田にスライダーが高めに入ってしまい、レフトスタンドへ逆転2ランを浴びてしまいました。今井はボール球も多かったのですが、低めに外れる球がほとんどで、制球を意識して投げているのはスタンドからでも感じられたのですが、大事な場面で失投が出てしまいました。一球の大事さは常日頃から言われているとは思うのですが、実際に打たれてしまったことで改めて感じたと思います。今日打たれたことは、これから成長していくための勉強だと思って、以降の投球に活かしてほしいと思います。


今井は松田に2ランを浴びた後、5回と6回は三者凡退の投球で、ライオンズが逆転するための流れを引き寄せてくれていました。しかし、打線がミランダに対して畳み掛けるような攻撃が全くできず、7回まで内野ゴロによる1点のみ。


ミランダが降板した後、ホークスは勝ちパターン継投に入り、チャンスが来るかなと思いました。8回は2死からアグーがセンター前ヒット、クリ(栗山)が四球でつないで1,2塁のチャンス。打席には昨日勝ち越し弾を放ったおかわり。スタンドへの打球での逆転を期待したのですが、打球は上に上がらず遊ゴロ。


9回は下位打線に回り、7番の森友哉から。2死になって金子侑がヒットで出塁したのですが、秋山がフライを打ち上げてゲームセット。最終回を1点ビハインドで迎えるか、2点以上のビハインドで迎えるかで、相手投手へのプレッシャーが全然違いますね。7回に増田が松田に今日2本目の本塁打を食らったのも痛かったです。


そういえば、松田が逆転の2ランを打った後、ベンチ前に戻っていつもやるあのポーズをやりませんでした。あの打席、ライトスタンドのホークスファンから「気合を入れろ松田!」とか「根性みせろ松田!」とかコールされていましたが、そんなコールを受けた後に最高の結果を出してもさすがに出来ませんよね。2発目打った後はいつも通りやってましたが。


7回裏無死1塁でメヒアに打席が回った場面で、今年限りで現役を退く稼頭央さんが打席へ。場内が一気に盛り上がったのですが、結果は三振。3ボールまで行った時は四球でいいと思ったのですが、やはり速球についていけないのは否めません。走力には全く衰えを感じないのですが、やはり年齢を重ねるにつれて動体視力に影響が出てくるんですね。ついこの前から眼鏡をかけてプレーしていますし。


2連勝したのに、ホークス3連戦2カード連続の3タテならず。ホークスは福岡に本拠地を移転してから、相手チームの胴上げを目撃したのはわずか2回だそうで、1999年にパリーグ優勝して以降は一度もないとのこと。こちらは前回(2008年)日本一になってから昨年までの9シーズンで、ホークスの胴上げを4回見せつけられています。(2011年はリーグ優勝時とCS制覇時の両方をカウント) だから、アイツらの前で今回こそは見せつけてやりたいと思ったのですが…



ライオンズはおそらく明日札幌で勝って優勝を決めてくれると思います。そうするとCSはファイナルからの出場で、相手チームがどちらになるか待つことになります。今日のミランダの投球を見る限りでは、おそらくファイナルステージの早い段階でウチにぶつけてくることになるでしょう。前回ボコボコにした時のことをもう一度思い出して、もしCSで再戦することになったら攻略してほしいと思います。


優勝が決まらなかったのですが、試合後のレギュラーシーズン最終戦セレモニーは行われませんでした。優勝決定時のセレモニーと両方の準備をするのは難しかったのでしょう。おそらくCSの最後の試合の試合後にやることになると思います。


ホークスは所沢でのレギュラーシーズン最終戦なので、ライトスタンドのホークスファンに挨拶。まではいいのですが、我々に向かって挨拶する必要ってあるんですかね。学生スポーツとか、ホームとアウェーの客が明確に区別されていないラグビーのようなスポーツじゃないんだから。こちらは拍手なんかする気は全くないし、逆にブーイングしてやりました。口にはしなかったですけど、「CSのファイナルまで勝ち上がってこいよ、ここでボッコボコにしてやるからよぉ」くらいは叫んでも良かったかなと思いました。


やっぱり自分は(現地での)リーグ優勝には縁のない人間なんだなと改めて思いました。


明日の夜は台風の影響を受けそうなので、自宅でゆっくり観戦します。台風が来ないで、メラドでPVやるなら行ったかもしれませんが、中止ということなので。


試合後、リーグ優勝の前祝いということで、所沢の某所で応援仲間と飲み会。時間を気にせずにいたら、4時間くらいいてしまいました。ナイター終わってシート貼りして帰るよりも遅いくらいの時間になってしまい、電車の乗り換え接続も悪く、途中からショートカットでタクることに。前日もゲーフラ作りで睡眠時間を削っていたし、飲んで眠かったし、ということで。