先発・野上が6回に逆転を許し、ホークス戦連勝ならず


本日のライオンズ戦の結果(西武プリンスドーム)の結果


vs.福岡ソフトバンクホークス戦第9回戦 ライオンズ3勝5敗1分


試合開始:13:00 試合終了:16:08 試合時間:3時間08分 観衆:29,241人


ライオンズ 2―4 ホークス 


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Sh)武田(7)〜スアレス(1)〜サファテ(1)
(L)野上(6)〜武隈(2)〜バスケス(1)


勝利投手:武田6勝1敗  セーブ:サファテ2敗13S  敗戦投手:野上2勝5敗


本塁打 
(Sh)柳田5号ソロ(バスケス)
(L)浅村7号ソロ、メヒア16号ソロ(武田)


なかなか負けを付けられない武田を相手に、僅差の展開に持ち込んで、しかも先行して得点を奪って行ったのに、点を取った2度とも直後のイニングに取られるという・・・。


野上は球数も少なく、今日こそイニングを稼げると思ったんだけど、肝心の6回に捕まってしまった。球数は6回を投げ終えても82球だったから、球数的には十分続投できたはず。それでも取られたということは、やっぱり展開に関係なく5回で降板させなきゃいけないってことだな。ということは、牧田様には6、7回の2イニング投げていただけるように前日までは十分に休養を取っておいてもらわないといけない。牧田様は昨日2イニング投げているから、その手も通用せず。野上が降板したあと、1点ビハインドの状況で武隈が2イニング行ったけど、いい投球だった。


9回に誰を投げさせるかなと思ったら、昨日の8回に登場した人が登場。パワー系一辺倒の投手にパワー系の打者は合いやすいだろうなと思ったら、案の定ライトスタンドへ完璧な打球を運ばれた。最終回を前に2点ビハインドという時点でジ・エンドだったな。


武田相手にはそれほどチャンスはないだろうと思ったけど、序盤の2回にアクシデントがあったようで、浅村の先制ソロの後、満塁のチャンスを作るも追加点を奪えず。その後、4回と7回に得点圏まで走者を進めたけど、結局は本塁打による2点のみ。適時打が1本でも出ていれば違った展開になっただろうけど。アクシデント直後に押せ押せの展開に持ち込めなかったのが痛かった。


武田には10連敗とか言っているけど、実は武田がルーキーイヤーの年、所沢でのCSでボコボコにしたことが一度だけある。でも、そんな記憶はどっかにブッ飛んでしまうほどの、以降の体たらく。


攻撃とか守備とかのコメントはこれくらいにして、今日は審判のジャッジですっきりしない試合になってしまったので、その件について。


3回表1死3塁(3塁走者は城所)、打者・本多がレフトに浅いフライを打ち、3塁走者がタッチアップ。その時の本塁クロスプレーでの判定について。


レフトスタンドから見ていると、ホームベースと走者の位置関係はわからない。クリ(栗山)の送球が1塁側に若干それていたので、コリジョンルール適用はないというのはわかった。ホークス・工藤監督からクロスプレーに関してビデオ判定のアピール。コリジョンルールを適用すべきプレーではないとわかった時点で、審判はアピールをはねつける権利はないんでしょうか。今日は、結局アウトセーフの判定のみにビデオ判定が適用されたのですが、納得いきませんね。アウトセーフの判定だけでビデオ使うなら、審判なんかいらない。いろんな角度から見えるようにビデオカメラを設置しておけばいいんですから。


後で冷静に映像を見直してみると、あのプレーでアウトとか言ってしまう審判は審判失格ですね。中継では複数の角度からの映像が出ていましたが、審判の立つ角度よりももっとジャッジがしやすい角度があった。つまり、球審の見る角度にも問題があったということ。審判のレベルが低いというか、センスがないというか。


敢えて名前は出しませんが、今日の球審には何らかペナルティーが必要ですね。梅雨が明けた後の酷暑の西武第二球場で試合中の水分補給全くなしで1試合球審やらせるとか。


あと、ビデオ判定後の審判の説明も不十分。せめてコリジョンルールに抵触したかの有無を言った上で、アウトセーフの結論を話さないと。そうすれば、コリジョンルールに抵触せず、アウトセーフが覆れば、自動的に審判が誤審を認めたことがわかるし。出来れば、ビデオ判定用の映像を場内のオーロラビジョンにも流して欲しいけど・・・。ラグビーのTMOみたいに。


最後にチームの話題に戻して。ホークス戦を1勝1敗で乗り切ったことには満足していません。


来週は下位チームとの5試合。ここで借金を大幅に減らして交流戦に臨んでいかないと、上位3チームとの差は開くばかり。食らいついていけるか正念場の1週間になりそうです。