6回に大谷を攻略し勝ち越し、3タテを免れる!


本日のライオンズ戦の結果(西武プリンスドーム)の結果


vs.北海道日本ハムファイターズ戦第8回戦 ライオンズ4勝4敗


試合開始:13:00 試合終了:16:22 試合時間:3時間22分 観衆:32,556人


ライオンズ 6―2 ファイターズ 


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(F)大谷(6)〜井口(1)〜白村(2/3)〜田中豊(1/3)
(L)野上(5)〜藤原(1)〜武隈(1)〜牧田(1)〜増田(1)


勝利投手:藤原1勝  敗戦投手:大谷1勝3敗


本塁打
(L)メヒア14号ソロ(大谷)、秋山3号2ラン(白村)


相手の先発はライオンズが苦手にしている大谷、こちらの先発は中4日で野上、しかも5日前のオリックス戦では4回でKO。試合前の予想は当然3タテされること覚悟だったけれど・・・ 今日の試合を見て、「先発が試合をしっかり作る(相手打線を抑える)」ことがまずは大事であることがよ〜くわかりました。


野上は前回登板時と異なり、岡田とバッテリーを組みました。1球ごとの凄みは全く感じなかったのですが、ストレートと変化球のコンビネーションが良かったのか、ファイターズ打線のタイミングが合っていないような感じでした。


5回で降板させたのは、中4日であること、球数が90球近くまできていたことで、6回も続投させるとそろそろ危ないのではないかというのを投手コーチ陣が察知したものと思われます。同点に追いついてもらった所で交代。交代のタイミングとしてはベストだったと思います。


2番手で登板した藤原。3連投の後、昨日1日休んでの登板でしたが、こちらは6番レアードから始まる打順で三者連続三振。同点に追いついた後、藤原がしっかり締めたことで、ライオンズに流れが来たのでしょう。好投し、直後に勝ち越し点が入り、藤原自身に久々に白星が転がり込んできました。今日はお立ち台に上げてもいいかなと思ったのですが・・・。投げる度に好投して評価をどんどん上げていて、勝ちパターンの6、7回あたりに入れてもいいような気がします。


逆転した後は、7回武隈、8回牧田と継投。7回に左の武隈を出したことで、ファイターズは西川をあっさり下げてくれました。代打に出てきた横尾は3球三振。結果的に西川を代えてくれたことで非常に助かりました。


ライオンズ打線は、ファイターズ先発の大谷の球をもう少しじっくり見て行ってもいいかなと思いましたが、中盤以降うまく捕まえることが出来ました。立ち上がりは変化球中心の投球で制球が悪く、3回からは逆にストレート中心の配球に変わりました。このまま剛速球中心で来られるとマズいなと思った矢先に、4回のメヒアのソロ。5回は秋山のヒットで同点かと思いきや、2塁走者の金子の判断ミスで3塁止まり。嫌な流れになりかけましたが、再びメヒアが今度は技ありで内外野の間に落とす適時打。6回は8番、9番の下位打線で大谷を捕まえて、6回でKOに追い込みました。


今日は大谷をKOしましたが、おそらく来週末今度は札幌で再戦になると思います。札幌ではほぼ完璧に抑えられた印象しかないので、来週もう一度打ち崩して、今までの悪いイメージを崩してもらいたいですね。


8回には白村から秋山がダメ押しの2ラン。これで勝利を確信しました。


9回はストッパーながら中7日空いての登板になった増田。2安打許しましたが、無失点に抑えて終了。


心配なのが4番打者。昨日、一昨日の試合では三塁守備でマズいプレーがあり、今日はDHで打撃に専念も4打席連続三振。リフレッシュが必要でしょうか。今のまま使い続けるのであれば、メヒアの直後には置けません。これではメヒアが勝負してもらえなくなります。


3位以下の4チームが超低レベルな3位争いを展開中。ライオンズは1つ勝っただけで最下位を脱出し、4位タイ。火曜からは最下位チームと仙台で対戦。


お立ち台は3名でした。いずれも野手です。


まず1人目。投手陣をうまくリードし、4点目の適時打も放った岡田選手。




2人目は決勝点となる3点目の適時3塁打を放った金子侑司選手。(母親が球場に来ていたとのこと)




3人目はダメ押しとなる2ランを8回に放った秋山選手。(小学生の時に父親を亡くし、以後母親に育てられたことと、今日の母の日をかけてということでしょうか。「ひとり親の家族を球場へ招待」する活動も行っていますしね。)



3塁ベンチ前のファンがみんなカメラ構えている・・・