京大卒ルーキーを3回5失点KOし、3投手の継投で完封!



本日のライオンズ戦の結果(QVCマリンフィールド)の結果


vs.千葉ロッテマリーンズ戦第4回戦 ライオンズ2勝2敗


試合開始:14:00 試合終了:16:59 試合時間:2時間59分 観衆:30,100人


マリーンズ 0―7 ライオンズ 


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)十亀(7)〜バスケス(1)〜岩尾(1)
(M)田中(3)〜香月良(3)〜松永(1)〜黒沢(2)


勝利投手:十亀2勝1敗  敗戦投手:田中1敗


本塁打 なし


今シーズン初のマリンフェスタ。マリンブルーのユニフォーム配布。京大くん(京都大学出身、マリーンズの田中英祐投手)の1軍デビュー戦。3つの条件が揃って、



チケットは試合の2日前に完売。どうせユニフォームだけもらって帰る奴がけっこういるんだろうなと思っていたら、









開門時点でビジター応援自由席と外野ホーム自由席の間に設けられていた緩衝地帯が、試合開始直前にはほぼなくなってしまいました。ビジター側のエリアは全く広がらず、ホーム自由席の範囲がどんどんこっちに迫ってきたために。


リード台もいつもの位置と違ったので、少し変な感じはしましたが、その分、ビジター応援席に集まった非常に熱心なライオンズファンのおかげで、密集感たっぷりの応援が出来ました。普段の週末の試合よりは間違いなく声は出ていたと思います。


マリンブルーのユニフォームの感想ですが、正直言って色合いが強かった時代のライオンズのビジターユニフォームとほぼ似ているような。マリサポの皆さんはユニフォーム着用で着席していましたが、座席の色と同化してしまって、アウエー感をあまり感じませんでした。満員のマリンというと、10年前(2005年)のプレーオフを思い出すのですが、その時はチームカラーの白でスタンドが埋め尽くされたので、あの時の方がビジターチームを圧倒する迫力があったかなと。


試合の方ですが、今日の試合で話題になるのはもちろんマリーンズの先発投手。試合を終えて、プロの厳しさを教えることが出来て良かったなと。もしも抑えられていたら、別の意味でマスコミが大騒ぎしたでしょうし。


今日に関しては、立ち上がりいきなり制球を乱してくれて連続四球。その後、コントロールを意識したのかストライクを取りに行く球を大阪桐蔭トリオ(浅村、中村、森友哉)が逃さずにとらえて、ということで、失点する典型的なパターンだったように感じました。初回に34球、2回に20球という球数を投げて、3回は球数の割に球威がなかった気もしました。


あと、問題なのは塁上に走者を置いた時のセットポジションでの投球。金子侑がカウント1ボール2ストライクから走って盗塁を決めてしまいましたが、このカウントで決められるということはそれなりに問題点があるということでしょう。


田中が3回で降板した後、香月良から1点、松永から1点を取りましたが、正直もう少し点が取れたかなと思います。まぁ、明日に取っておいたという解釈で。6回に1、2番の連続ヒットで出塁した後、クリーンアップで追加点を奪えなかったのは反省すべき点かなと思います。


ウチの先発の十亀も京大くんに歩調を合わせるかのように初回から無死満塁のピンチを作ってしまいましたが、無失点で切り抜けました。その後、急に制球が乱れることはあったものの、大量点に守られて7回無失点。中盤までは球数が少なかったので、あと1イニングくらいは行って欲しかったですが。まぁよく投げたとは思います。


終わってみれば、昨日のお返しという形で、今日はライオンズが3投手の継投で完封勝利。今日は封じ込めたマリーンズ打線を、明日も眠らせたままにしておくことが出来るかどうか。明日先発予定のルブランがマリーンズ打線をしっかり料理できるかどうか。福岡で作ったいい流れを千葉経由で仙台まで持って行ってもらいたいです。


個人的に明後日から仙台に遠征するということもあるので。


ヒーローインタビューの様子はマリンビジョンには映されませんでしたが、先発して7回無失点に抑えた十亀投手がインタビューを受けていました。