今日は仕事帰りに、東京ドームでアジアシリーズ・ファイターズvs.ラニューベア−ズ(台湾優勝チーム)の試合をみてきました。
【アジアシリーズ 北海道日本ハムファイターズvs.La Newベア−ズ(台湾)】
試合開始:13:36 試合終了:21:19 試合時間:2時間43分 観衆:11,038人
○北海道日本ハムファイターズ 2―1 La Newベアーズ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
F 0 0 0 0 0 0 0 2 0 2 5 0
B 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 4 0
【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(F)武田勝(7)〜武田久(1)〜マイケル(1)
(B)レイボーン(7 1/3)〜モレル(2/3)〜許文雄(1)
勝ち投手:武田勝1勝 セーブ:マイケル1S 敗戦投手:星野1敗
【経過】
序盤は両先発の好投で投手戦。5回裏、ラニューが曾豪駒(ジェン・ハオジュ)のソロ本塁打で先制。ファイターズは8回表、ラニューの2番手投手・モレルからチャンスを作り、田中賢の一ゴロ野選で同点、さらに小笠原の左翼への犠飛で逆転に成功。1点リードを勝利の方程式、武田久&マイケルのリレーで逃げ切り。ファイターズは12日の決勝進出を決めた。
【戦評】
昨日のサムスンライオンズ戦に続き、今日のファイターズも打線のエンジンのかかりが非常に遅かった。相手の先発・レイボーンの8回の投球をみれば分かるように、塁上に走者をおけばいくらでもチャンスは作れたはずなのに、7回までは走者が殆ど出せない状態だった。自分の贔屓チームであれば、ブーイングや野次の1つくらい飛ばしたくなるような展開だった。
8回のチャンスは、相手投手が制球を乱しての四球連発から作り、野選と犠飛で2点を奪ったけれど、今年のファイターズらしい点の獲り方だった。もう少し打線の爆発を期待していたが、パスポート期限切れで来日できていないセギノールの不在が大きいのかな。
ファイターズの最後を締める武田久&マイケルのコンビは万全だった。マイケルは暴投で一打同点のピンチを作ったものの、内外角へ投げ分けるスライダーはお見事だった。昨日のサムスン、今日のラニューの打者は初対戦だっただろうけど、特に右打者は打ちにくそうにしていた。内角へ来る球には腰を引いて手を出せず、外角への球には空振り。制球力の大事さを感じずにはいられなかった。
明日はチャイナスターズ(中国選抜チーム)との対戦になるが、気を緩めることなく日本一チームの強さを見せ付けて欲しい。昨年のアジアシリーズのマリーンズのようにならないように。(昨年のマリーンズは韓国、台湾のチームに連勝したものの、中国選抜相手に2軍選手中心で臨んだ所、3−1という接戦になった。)
↑勝利したファイターズ・ヒルマン監督のインタビュー
↑決勝点の犠飛を打った小笠原選手のインタビュー。インタビュー中も左翼スタンドでは来季のチーム残留を願って「生涯ファイターズ」という横断幕が掲げられていた。
試合後、ドーム隣りのラク−ア内にある「一蘭」というラーメン屋に夜食を食べに行った。移動の途中に、綺麗なイルミネーションで彩られた広場のような場所があったのだけど、そこでは今回のアジアシリーズの応援のために台湾から来日したと思われる方が数多く写真撮影をしていた。自分は台湾へ行った経験はないのだが、こういった美しい夜景は向こうでは見られない、珍しいものなのかなぁと思った。東京ドームが屋根付き球場ではなく、試合の途中で花火のショータイムを設けられれば、さらに日本独特の趣きある光景を見ていただくことが出来るのではないだろうか。
「一蘭」というラーメン屋は博多ラーメンのお店で、本場は福岡。8月に博多へライオンズの応援に行った時に本場の系列店で食してきた。今日は味比べのつもりで入ったのだが、辛さを2倍にしてしまい、スープの味を十二分に味わうことができず。麺のゆで加減はパーフェクトだったけれど、スープのこってり度は… 次回は辛さを落として、もう一度じっくり味わいたい。